Aphex Twinが『Cheetah EP』という作品をリリースすると記載されたカードが本日午後に届いた。〈Warp〉とAphex Twinのロゴが印刷されたそのカードには、まるで新作シンセサイザーの製品概要のようなテキストが記載されていた。内容は以下のとおり。
Aphex Twin – Cheetah EPは、デジタルサウンド生成技術と波形シーケンス技術を駆使し、今日では貴重となった、動きと奥行きのあるサウンドを届けます。
ユーザーの皆様がCheetah EPを長きに渡って確実に楽しめるよう、ご利用前に必ず取扱説明書をお読みください。
もし、ご自分で実験したり、サウンドを作る場合は、一からバッチを組む前に、まずプリセットサウンドをエディットすることから始めてみましょう。
ユーザーの皆様に、本作の並外れたポテンシャルの全てを知っていただくためにも、このCheetah EPプログラミングと是非格闘してみてください。さあプログラミングをお楽しみください。もし他のCheetah EPユーザーが高く評価するような素晴らしい音源やサウンドを生成できたら、それらのMIDIデータをディスクに焼いてWarpまで送ってください。もし私たちも素晴らしと思えば、報奨を与えます。
是非挑戦してみてください!特徴・仕様:
-デジタル・ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー
-発音中でも、波形を変化させることで、サウンドをシーケンスできるようプログラミングされており、音楽にずば抜けた躍動感と個性をもたらします。
-同時発音数:15
-ベロシティ対応
-マルチティンバー
-ステレオアウトプット
-フロントパネルのみで全てのプログラミングが可能
-LEDディスプレイ
この『Cheetah EP』という作品の存在は、既に1年前にWe Are The Music MakersやRedditのファンの間で囁かれていた。それらはSoundCloudにあるAphex Twinのサブ・アカウントuser18081971のコメントをソースとしている。
あるWe Are The Music Makersのユーザーは、タイトルの「Cheetah」が、1980年代に6ボイスのポリフォニック・アナログ・シンセサイザー・モジュール『MS6』を発売したイギリスの同名メーカーから取られたのではないかと指摘している。
Richardが『MS6』を使用しているのか定かではないが、少なくとも彼が2014年にリリースしたアルバム『Syro』に封入されていた機材リストにはその名前は記されていない。今回送付されたカードに記載されたシンセサイザーの特徴や仕様は明らかに『MS6』のそれを意識しているが、We Are The Music Makersの反応を見て面白がったRichardの単なる冗談の可能性もある。
なお、関連性は不明だが、Aphex Twinは先週user18081971のアカウントで「Love 7」というトラックを投稿している。2005年にレコーディングされたトラックで機材リストも添えられているが、やはり『Cheetah』の文字はない。

