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 オバマ米大統領の広島訪問後、朝日新聞は全国各地に住む広島、長崎の被爆者に改めてメールでアンケートをした。9割が訪問を評価し、演説の内容は100点満点で何点かを問うと、平均72点だった。「核なき世界」実現への一歩と受け止める一方、具体性に欠けるという指摘もあった。

 調査対象は、朝日新聞が昨年実施した被爆70年アンケートの回答者5762人のうち、メールの宛先がわかる164人。81人が回答したオバマ氏訪問前の調査に続き、5月27日の訪問2日後に再びメールで質問し、66人から回答を得た。

 「オバマ大統領の広島訪問を評価するか」は、訪問前と同じく約9割の58人が「評価する」と答えた。