日米防衛相会談 地位協定適用される「軍属」の扱い見直しへ
06/04 22:00
中谷防衛相は4日、シンガポールでアメリカのカーター国防長官と会談し、日米地位協定が適用されるアメリカ人対象者の範囲を見直す方向で協議を始めることで一致した。
カーター国防長官は、「事件の被害者のご遺族に対し、私個人だけでなく、アメリカ国防省、また、アメリカ国民を代表して謝罪したい」と述べた。
会談では、沖縄県でアメリカ軍関係者が逮捕された事件を受けて、在日アメリカ軍関係者に、司法面で、事実上の「特権」を与えている日米地位協定に関し、適用対象者の見直しに向けた協議を始めることで合意した。
会談後、中谷防衛相は「軍に雇用されているアメリカ人の扱いを整理する」と述べ、協議では、協定上の地位を有する「アメリカ軍属」の扱いが焦点になるとの認識を示した。
カーター国防長官は、「事件の被害者のご遺族に対し、私個人だけでなく、アメリカ国防省、また、アメリカ国民を代表して謝罪したい」と述べた。
会談では、沖縄県でアメリカ軍関係者が逮捕された事件を受けて、在日アメリカ軍関係者に、司法面で、事実上の「特権」を与えている日米地位協定に関し、適用対象者の見直しに向けた協議を始めることで合意した。
会談後、中谷防衛相は「軍に雇用されているアメリカ人の扱いを整理する」と述べ、協議では、協定上の地位を有する「アメリカ軍属」の扱いが焦点になるとの認識を示した。