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記帳を開始…広島

原爆死没者名簿に記帳する池亀和子さん(奥)と中本信子さん=広島市役所で2016年6月3日午前10時4分、山田尚弘撮影

 8月6日の広島平和記念式典で原爆慰霊碑に奉納される原爆死没者名簿の記帳が3日、広島市役所で始まった。昨年の奉納時は29万7684人だった名簿に、新たに死亡を把握した被爆者の氏名を書き加えていく。2日までに2840人の死亡が確認され、原爆死没者は30万人を超えた。

     3歳の時に被爆した元同市職員の池亀和子さん(74)ら女性2人が担当し、一字一字に気持ちを込めて筆で氏名を書き込んだ。8月5日まで続ける。

     名簿は毎年、前年の8月6日からその年の8月5日までに遺族から申し出のあった人や死亡が確認された被爆者を加えている。

     池亀さんは「核がこの世からなくなることを願いつつ、丁寧に記帳したい」と話した。【竹内麻子】

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