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[東京 27日 ロイター] - 安倍晋三首相は27日午前の衆院予算委員会で、今後リーマンショックや大震災などのような不測の事態が起これば、2017年に予定されている消費税の再度引き上げを延期する可能性はあり得るとの認識を示した。一方、昨年に消費税を8%に引き上げたことで「確かに消費者マインドは冷え込んだ」と述べた。古川元久委員(民主)の質問に答えた。主な答弁は以下の通り。
* 2017年の消費再増税の延期の可能性、リーマンショックや大震災など起これば国会で議論あり得る
* 消費税8%に引き上げ、確かに消費者マインド冷え込んだ
* 進めている経済政策危うくなると判断し、消費増税を18カ月延長
* 消費税は消費冷やす
* 国の信認維持のためにも、景気判断条項外した
* 2回の増税の期間を空けることで、増税に耐えうるよう備えることができる
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