2016年6月3日、中国台湾網によると、台湾の林全(リン・チュエン)行政院長は「台湾の慰安婦の中には自発的になった人もいた」との考えを示した。
3日、立法院(国会)で国民党の費鴻泰(フェイ・ホンタイ)委員は新政権が学習指導要領を撤回しようとしていることと関連して、潘文忠(パン・ウェンジョン)教育部長に対して「日本植民地時代の慰安婦は自発的だったのか、強制的だったのか」と質問した。
潘教育部長が「関係する歴史には各自さまざまな見解がある」と述べたが、費委員は怒りをあらわにして改めて質問。すると、林院長が代わりに「慰安婦はあれほど多かった。自らなった人もいただろうし、迫られた人もいただろう。どちらの可能性もある」と答えた。費委員はこれに対して「恥だ」と批判した。(翻訳・編集/北田)