中国外務省の華春瑩副報道局長は3日、発生から4日で27年となる天安門事件への評価を日本メディアから問われ、「日本は隣国なのだから、中国が改革開放以来、経済など各方面で成し遂げた偉大な成果が分かるはずだ」と述べ、民主化運動を武力鎮圧した当時の政治判断を正当化した。
華氏は、天安門事件の後も中国が経済面で高度成長を続け、国民生活が豊かになった成果にこそ目を向けるべきだと強調。「中国の特色のある社会主義は国情に合致しており、人民全体の希望を反映している」と、従来の政府見解を繰り返した。(共同)
2016.06.03
中国外務省の華春瑩副報道局長は3日、発生から4日で27年となる天安門事件への評価を日本メディアから問われ、「日本は隣国なのだから、中国が改革開放以来、経済など各方面で成し遂げた偉大な成果が分かるはずだ」と述べ、民主化運動を武力鎮圧した当時の政治判断を正当化した。
華氏は、天安門事件の後も中国が経済面で高度成長を続け、国民生活が豊かになった成果にこそ目を向けるべきだと強調。「中国の特色のある社会主義は国情に合致しており、人民全体の希望を反映している」と、従来の政府見解を繰り返した。(共同)