任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は5日に投票、即日開票される。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志知事の支持派と、自民、公明両党を中心とする非支持派が過半数を懸けた接戦を繰り広げている。女性遺棄事件で米軍属が逮捕され、県民の反基地感情が高まる中で下される審判は、移設計画を巡る政府と沖縄県の攻防の行方も左右しそうだ。
13選挙区に71人が立候補し、無投票が決まった名護市選挙区(定数2)を除く12選挙区で69人が争っている。
69人の内訳は、知事支持派が36人、中立を含む非支持派は33人。