ヘイトデモに厳正対処、警察庁

違法行為は現行犯で

画像 在日コリアン排撃を叫びデモ行進する人たち=2013年6月、東京・新大久保 特定の人種や民族への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)をなくすための対策法が施行されたのを受け、警察庁は3日、ヘイトスピーチのデモについて、違法行為があれば厳正に対処するよう、全国の警察本部に通達で指示した。

 警察庁によると、ヘイトデモ中に名誉毀損罪や暴行罪、道路交通法違反罪などに当たる違法行為を確認した場合、現行犯で取り締まることを想定している。

 ヘイトデモを巡っては、横浜地裁川崎支部が2日、デモ主催者側に一定の範囲内でのデモ禁止を命じる仮処分を決定。大阪市は7月1日、ヘイトスピーチ抑止のための全国初の条例を施行する。

あなたにおすすめ