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~青年海外協力隊・バングラデシュ・遠距離結婚~

未来に絶対はない、0.04%の奇跡

青年海外協力隊

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以前こんな記事を書きました。

 

 

青年海外協力隊は原則2年の活動期間。

でも様々な事情で2年を全うできないこともあると、この記事で書きました。

 

この記事に関連しますが、青年海外協力隊がtwitterで発信したツイートをみて感じることがあったので書いてみます。

 

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任期短縮した現役隊員

 

 

ぼくはこの人と会ったことはないし、どんな人かはわかりません。

でも青年海外協力隊という共通点があるので、フォローさせてもらっていました。

 

この投稿で、彼女が2年間の任期を全うできず、日本に帰国したことがわかりました。

 

任期短縮をするために応募しない

 

青年海外協力隊に応募する際、2年間だとわかって応募をするわけです。

だから誰しも、自分が2年を全うできないなんて思ってもいないはずです。

 

「絶対にわたしは任期短縮しない!」

 

そう思うのは悪くはありません。

でも 絶対 なんてこの世に存在せず、未来は何があるわからないと思っています。

 

任期短縮をして日本に帰国した彼女も、任期短縮をする自分を想像なんてしていなかったのではないでしょうか。

 

悩んで決めた結果なら周りは見守ろう

 

こんなはずじゃなかった

もう少し頑張れるはず

2年を全うできないなんて恥ずかしい

日本に帰って何をすればいいの?

配属先の人たちに申し訳ない

周りになんて思われるだろう

税金を無駄遣いしてしまった

 

任期短縮を決めるときは、色々なことに悩むはずです。

日本に帰国してからも悩み続けるかもしれません。

 

こんなはずじゃなかった・・・

 

悩み悩んで帰る決断をした人に対して、ぼくは何もいう権利はないと思います。

ぼくは会ったこともない彼女の本当の気持ちはわからないけれど、悔しい気持ちをバネに次の道に進んでほしいと心から願っています。

 

 

2年間は当たり前じゃなく奇跡だ

 

ぼくがバングラデシュで活動していたころ、他の国に派遣されている同期隊員が、家族の不幸や心身不調によって任期短縮を決めた人が何人かいました。

またバングラデシュに派遣されていた後輩隊員たちも、国の情勢不安で強制的に帰国せざるを得なくなりました。

 

自分の想いとは別の要因もたくさんあるんです。

 

ぼくは情勢不安で自宅待機を何度も体験し、一旦日本に帰る話し合いもあったので、任期短縮になっていたかもしれません。

それを考えると、2年間同じ国で協力隊の任期を全うすることは 奇跡 なんです。

 

 

0.04%の1人

 

2015年青年海外協力隊事業は50周年を迎えました。

50年で約4万人の青年海外協力隊を派遣しています。

事業実績・派遣実績 | JICAボランティア

 

この数字を見た時に、結構多いなと思ったのですが、日本の人口が1億人だとすると、たった 0.04% なんです。

 

比較対象にならないと思いますが、日本のブログ人口は2011年現在2,700万人だそうです。総人口に対して約20%。多いのか少ないのかはみなさんの判断にお任せします。

 


電通調査によると、セクシャルマイノリティと呼ばれる人たちも、2015年に総人口の7.6%だということです。

 


マイノリティと呼ばれている人でも7.6%いるんですよ。

じゃあ0.04%のぼくらははどうするんですか!!

0.04%の1人になったことだけでも奇跡ですね。

 

ステーションまとめ

 

青年海外協力隊のみなさん、例え不本意にも任期短縮したとしても自信を失う必要はありません。

ぼくたちは0.04% の人しか経験してないことを、少しの期間であっても経験したわけです。

 

今日は勇気を振り絞って帰国した なみにゃんさん(@mlle_namiへ、心からお疲れ様でしたという気持ちで書きました。

 

みなさんも志半ばで何かを諦めなければいけないとき、周囲に何かを言われるかもしれません。でも、きっと一番悔しいのは自分ですよね。

悔しい気持ちをバネに次に進む自分を見せることが、何よりの見返しだと思います!

 

 

青年海外協力隊は未来を変える!そう信じるんだな。

 

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