野中良祐
2016年6月3日10時05分
熊本地震で流れた19回の緊急地震速報のうち、4回は不必要だったことが気象庁の解析で明らかになった。ほぼ同時に起きた別の地震を一つの大きな地震とみなしたのが原因。気象庁は今夏にも、精度向上のため揺れの予測方法を改良する。
緊急地震速報は地震発生時に起きる波をとらえ、大きな揺れが来る前に警報を流す仕組み。一般向けには震度5弱以上が予測される際、震度4以上の揺れが想定される地域に出す。
熊本地震で気象庁は4月14日から19日にかけて計19回の速報を流した。このうち16日午前の3回と、17日午後7時半の1回の計4回は、実際には震度2から4で速報は必要なかった。
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