電力自由化2か月 契約切り替えは100万件超
家庭向けの電力小売りの自由化から2か月が過ぎ、大手電力会社からいわゆる新電力への契約の切り替えは、これまでに100万件を超えたことが分かりました。
電力各社などでつくる「電力広域的運営推進機関」のまとめによりますと、家庭向けの電力小売りの自由化で大手電力会社から新規参入の新電力に利用者が契約を切り替える申し込みの件数は、制度が始まって2か月がたった先月末の時点で、合わせて103万5500件でした。これは、大手電力各社の利用者の1.6%に当たります。
地域別では、東京電力管内が全国の6割を占める64万7300件で、切り替えの割合は2.8%と最も高くなっています。次いで関西電力管内が21万6300件で2.1%、北海道電力管内が4万5900件で1.6%などとなっています。
一方、中国電力管内では0.07%、北陸電力管内では0.18%などと、地方都市で伸び悩んでいて、地域によって差が出る形となっています。
また、大手電力各社どうしの地域を越えた競争が十分でないという指摘も出ています。
これまでに家庭向けなどの電力小売り事業者として登録を済ませた企業はおよそ300社あり、こうした企業と大手電力との間でいかに競争を促していくかが課題となっています。
地域別では、東京電力管内が全国の6割を占める64万7300件で、切り替えの割合は2.8%と最も高くなっています。次いで関西電力管内が21万6300件で2.1%、北海道電力管内が4万5900件で1.6%などとなっています。
一方、中国電力管内では0.07%、北陸電力管内では0.18%などと、地方都市で伸び悩んでいて、地域によって差が出る形となっています。
また、大手電力各社どうしの地域を越えた競争が十分でないという指摘も出ています。
これまでに家庭向けなどの電力小売り事業者として登録を済ませた企業はおよそ300社あり、こうした企業と大手電力との間でいかに競争を促していくかが課題となっています。