割れた、というよりも腹筋が立体的に浮き出て見える状態を世間一般ではシックスパックともてはやして称賛する。今回はこの割れた腹筋をいかにして作るかを述べるとともに、管理人もそれを実践して後に示したい。
誰でも割れている
割れている。腹筋というのは解剖学的にコンパートメントされており、ブロックに分かれている。仰臥から上体を自力で起こせるほどの力がある人は、すでに割れているのである。しかし、それが立体的に見えるかどうかは話が別で、体脂肪率が20%以上の方は皮下脂肪により腹筋が隠れてしまう。表層にうっすらとラードが覆いかぶさって、見えなくなってしまうのだね。
では高強度の腹筋を繰り返せば割れるかといえば、そんなことは無い。管理人は筋トレ歴が15年以上であり、それなりの強度で腹筋を定期的に鍛えている。にも関わらず立体的で美しいシックスパッキーな腹筋を手にしたことが無い。腹部の触診により、確かにビューティフルマッスルな埋蔵物を触れることはできるのであるが、悲しいかな、アバンチュールな海岸線で上位を脱ぎ捨てれば、ただの悲しいおっさんに成り果てるのである。
一か月どころではない。このドラゴンフラッグはかれこれ半年以上継続しているが、一向に3D腹筋君は僕の腹に降臨しない。確かに、うっすらと浮き上がった腹筋はかろうじて視認できるが、それでもなお、覆いかぶさった皮下脂肪を凌駕するには至らないのである。悲しい。
有酸素運動
夏だし、アバンチュールだし、こうなったら徹底的に皮下脂肪を落としてやろうじゃないの!ということで絶賛有酸素運動継続中である。雨の日も、風の日もロードバイク50km以上若しくは10kmランを続けて1か月。入浴時などに鏡を見ると「お、きてるんじゃない?」なんて思わせるくらいに少しずつであるが腹筋が浮き出てきたのが解る。
しかし、まだまだ筋肉バスターを繰り出すほどの力を得るまでに至っておらず、こんなものでは僕の筋肉欲は満足できない。まだだ、まだ浮き上がる!お前の力はそんなもんじゃないだろ!?
6/4現在の腹筋君
と、ここで失敗したなと思う。このチャレンジを開始する前に、腹踊りの如きポンポンをしっかりと自撮りしておけば良かった。そうすれば徹底した有酸素運動とドラゴンフラッグという狂気の腹筋を組み合わせることにより、おやじの腹は転生できることを世に知らしめることができたものを、と。
いやいやまだ遅くはない。おそらく、体脂肪率はまだ10%台の後半、30代半ばおっさんの風体は十分にかもしている。ここは一枚、ぱしゃりと撮影しておこう。
よいしょっと。大きさは管理人の自信のなさを表す、わかりやすい指標だと考えてくれていい。これからまた1か月の間、徹底的な有酸素運動と腹筋、さらには間食を断つことでどこまで立体的な腹筋を作れるかをビッフォーアフター形式で示そうと思う。7月上旬の成果を、期待せずに待っていてほしい。この記事で続報をお伝えする。
まとめ
まとめると
- どんなに腹筋を頑張っても、皮下脂肪を落とさないと立体化しない
- 皮下脂肪を落とすのに効率的なのは有酸素運動
- 間食は当然、しないほうがいい
- 酒を飲まなければさらに皮下脂肪は落ちていくだろう
- ロードバイクは痩せるぞ、機材がないならスロージョグで1時間毎日走るべし
- 腹筋トレももちろん、並行して行うことが望ましい
- 各サイトで低強度~高強度の腹筋を学び、実践すべし
- 最終的にはドラゴンフラッグをスイスイできることが理想
それでは諸君、盛夏に腹筋で会おう。