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殺人未遂ペルー国籍男性に無罪
06月04日 09時23分
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去年7月、愛知県半田市の住宅で交際相手の女性の首を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われたペルー国籍の男性に対し、名古屋地方裁判所は「わざと刺したとは認められない」として、無罪を言い渡しました。
去年7月、半田市の住宅でペルー国籍のメレンデス・ドラドール・ホセ・ハビエルさん(33)が、交際相手の46歳の女性の首を包丁で突き刺して2週間のけがをさせたとして、殺人未遂の罪に問われました。
審理は裁判員裁判で行われ、検察が懲役4年を求刑したのに対し、ハビエルさん側は「殺意はなかった」として、無罪を主張していました。
3日の判決で名古屋地方裁判所の鵜飼祐充裁判長は「激しく押し合った際に包丁が刺さったという被告の供述は信用でき、わざと刺したとは認められない」として無罪を言い渡しました。
名古屋地方検察庁の小暮輝信次席検事は「上級庁とも協議して適切に対応したい」というコメントを出しました。
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