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蒸し返される20年前の“醜聞” 外務省新次官の消したい過去

■「省内で知らない人はいない」

 コトは20年前にさかのぼる。週刊ポストが〈外務省高官の「2億円」着服事件〉という見出しで、この機密費流用を報じた。総合外交政務局の「S課長」が次官付きの秘書官時代に外務機密費を2億円流用し、在外公館やマスコミ関係者からツケ回された飲食代を処理。料亭で裸になり、肛門にろうそくを立てて火をつけて座敷中を這い回る〈ろうそく遊び〉に興じていたという。イニシャル報道だったためウヤムヤになったが、新党大地の鈴木宗男代表が著書「闇権力の執行人」(06年発行)でこの記事を取り上げ、「S課長」は杉山氏だと断定している。

 杉山氏は民主党政権時代にはアジア大洋州局長を務め、拉致被害者をめぐる日朝協議や尖閣諸島問題などを担当。自民党が政権に返り咲くと、外務審議官に昇格し、政党間をうまく渡り歩いた。

「杉山審議官の〈ろうそく遊び〉は昇進のたびに蒸し返されている。省内で知らない人はいないんじゃないでしょうか」(霞が関関係者)

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