蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】マー、今季初黒星 6イニング2失点も援護なく…2016年6月3日 紙面から
◇ブルージェイズ7−0ヤンキース【トロント穐村賢】大リーグは1日、各地で行われ、ヤンキースの田中将大投手(27)は当地でブルージェイズ戦に先発。6イニング7安打2失点と合格点の投球だったが、打線の援護なく今季初黒星(3勝)を喫し、「無失点でマウンドを降りたかった」と悔しがった。マリナーズの青木宣親外野手(34)はパドレス戦に「1番中堅」で先発し、3打数無安打、1四球。両軍合わせて33安打の乱打戦で快音がなく、7回裏の守備から退いた。マリナーズのイチロー外野手(42)はパイレーツ戦の6回に代打出場し、中飛。その後の守備には就かず、退いた。 田中が今季11度目の先発にして、初黒星を喫した。4回までは毎回走者を出しながら、要所を締める投球で無失点に抑えたが、5回につかまった。先頭打者に安打を許し、1死2塁とすると、打席に迎えたのは昨季ア・リーグ打点王でMVPにも輝いた2番ドナルドソン。1ボール2ストライクと追い込みながらも、4球目、外角の見送ればボールという球を右前に運ばれ先制点を許した。 6回にも味方の失策が絡んで失点。打線の援護もなかったが、「(味方が)点を取れない時は、ゼロで抑えないといけない。無失点でマウンドを降りたかった」と唇をかんだ。 昨年9月18日のメッツ戦以来、約8カ月半ぶりとなる黒星。「前回(登板)が終わって、みんなが(無敗を)話題にしたからじゃないですか?」と最初は冗談で応じたが、「このまま(無敗で)終わりたいっていうのはあった。いい投球をしても負ける時は負けるし、こういうこともあるんだなと思って投げていくしかない」とすぐさま厳しい表情を浮かべた。 この日は今季過去3戦で、防御率5.68と苦手にしている中4日で臨んだ登板。今季最多の104球を投じ、クオリティースタートこそマークしたものの、球の切れ、制球は本調子から程遠い内容だった。次回先発も中4日で、6日のエンゼルス戦が濃厚。「今日の結果を受け止めて、自分で反省してやっていくしかない」と力を込めた。 PR情報
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