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東方仮面録 作者:雨地
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東方仮面録〜始めまして、新しい家〜

評価貰って嬉しくて泣きながら書きました!!
「何これ!? 凄い、空を翔ぶのがとっても気持ちいいわ!! こんな高い場所を翔んでいるのにまったく怖くない!!」

 そう言いながら、霊夢は白鳥の様な姿をしたペルソナに乗り翔んでいる、翔べている事に喜んでいる霊夢とは裏腹に紫は近くの岩に座り、考え込んでいる...…

「これは一体どう言うことなのかしら? 私が最初に見た霊夢のペルソナとは姿が違うわ!! なんて珍しいチカラなのゾクゾクしてきたわ...…これなら、霊夢なら私の願い、成し遂げてくれるかもしれないわ...」

「どうしたのよ紫ぃ!! そんな考え込んじゃってぇ!」

「フフ...…何でもないわ、ペルソナにも満足している様だし、実戦と行きましょうか」

「実戦!? ちょっと待ってよ、私もう色んな事があり過ぎて疲れたわ、休ませてよ!」

「なぁ〜に、冗談よ冗談、でも明日になったら実戦よ、そろそろひも暮れて来たし早く寝とくことね...…」

 そう言いながら去る紫...…
 ――その後、新たな自宅(神社)にて...…

「何が、日常生活に必要な物は揃えてある、よ!! ロウソクもマッチも無いじゃない! これじゃあ夜、作業ができないじゃないの!! その上羽ペンやインクすら無いだなんて!! しかも神社の中が手入れされていなくて汚い!! 唯一ましだったのは本殿だなんて、もう丁度いいわ! 本殿で寝ましょ、そうしましょ。」

 もう何なのよ、この世界についての情報を日記にまとめておこうと思ったのに!! これじゃあ情報を記録出来ないわ! 明日お賽銭箱を確認しておきましょう...…
 そう、静かに彼女は眠りに落ちていった...…

「こら! 起きなさい霊夢! を始めるわよ。」

まる で母親のように霊夢を起こす紫、

「何よ、早すぎない...…何時も6時に起きている私がすごく眠いってことはきっと4時ね...…」

「正解よ、今は午前4時よ...…それにしても、着替えないで寝ちゃって、ちゃんとパジャマを用意したはずよ」

「うるさいわねぇー昨日は疲れてたのよ...…」

「まあいいわ、巫女装束に着替えていなさい、私は外の空気を吸ってくるわ.…..」

 ――どうやら、霊夢が着替え終わったらしい。

「何よこの服着づらいわねもう」

 と言いながら、文句を垂れる巫女装束姿の霊夢、それはまるで巫女なのに、美しい少女の姿の女神の様に神々しく、巫女装束がとても似合っていた、

「何よ中々似合ってるじゃない...…」

 少し照れながら、小声で呟く紫……

「何か言った? 紫」

「いえ、何でもないわ、さあ行きましょうか、早くしないと獲物に逃げられてしまうわ」

 そう言い歩き始めたの紫に着いていった

「――ここ、私が落ちた平地じゃない」

 と呟く霊夢...…

「シッ、敵に気付かれるわ、戦いの基本は奇襲よ」

 と指差した方向にはトロールらしきもの達と、小柄で居て魔女っぽい服装をした金髪の少女だった。
 遠くて少女の姿は見えないが何か喋っている...…

「あそこに居るトロール達が、ターゲットよ、ここらへんの小さな村を襲っているのよ...…こっそり近づいて倒しちゃいなさい」

 と紫が喋った瞬間!! 遠く似居た少女が此処まで聴こえる声で叫んだ!!

「親玉を出す気がないなら、この霧雨 魔理沙がお前ら全部ぶっ飛ばしてやるZE☆」

 妙にゼにイントネーションを付けた少女はトロール達に突っ込んで行った...…

「戦いの基本は奇襲...…ね...…?」

 と少し失笑を込め独りで突っ込む少女に心配も込めて霊夢が呟く...…
 だがしかし少女は強く敵を次々と倒していく!! 青白い光があることからきっとペルソナを使っているのだろう。

 「ええい! 霊夢!! あの魔理沙に負けてないで、戦って来なさい!」

 紫がヤケクソな表情で言い放つ。
 へ~いと頷きながら敵に突っ込む霊夢!!

「ペルソナ! 私に空を翔ばせて!!」

 そして空から霊夢は突っ込む!! そして白鳥の翼で敵を薙ぎ払っていく!

「おーい、あんた博麗の巫女だろ!! 手伝って欲しいだZE☆ てかあんたが放置してたからわざわざ俺がトロール達を倒しに来たんだZE☆ 少しは感謝して欲しいZE☆」

 と少女は霊夢に聴こえる様に叫ぶ!

「言われなくても、あんたを手伝うわ!」

 と会話を交わす二人.…..

「来て欲しいんだZE☆ ペルソナ...…タケミカヅチ!!」

 少女はペルソナを呼び出す!!
 きっと必殺技を使うつもりね...…こっちも必殺技を使うわ!! すると白鳥の姿だった、ペルソナが人の形になっていく!!

「恋符 マスタースパーク!!」

「雷符 マハジオダイン!!」

 激しい雷光!! そして敵が黒焦げになって全滅している! 紫はその光景に興奮している。

「凄い、凄いわ!! 下級なトロールとは言え、あれほどの数を一撃で薙ぎ払う二人!! 最高...…」
バトルシーンは少し疲れて手の抜いてあるかも知れません、ごめんなさいm(_ _;)m
次回予告 霧雨魔理沙との出会い
     テスト勉強したくない
の二本でお送りします
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