6月18日(土)HARD OFF ECOスタジアム新潟で開催される、AKB48 45thシングル選抜総選挙を前に、シングル店着日の31日午前10時から投票が一斉開始され、発売日である6月1日、AKB48劇場で速報順位が発表された。
ニコニコ生放送では「第8回AKB48選抜総選挙 速報発表特番~AKB,SKE,NMB,HKT,NGT各劇場から同時生中継~」を六本木・ニコファーレから生放送。各劇場を結び6元中継をお送りした。番組にはAKB48グループ総監督・横山由依、チームKキャプテン峯岸みなみ、チーム4キャプテン高橋朱里、そして44thシングル『翼はいらない』のセンターである向井地美音が生出演、ユーザーと共に結果を見守った。
プレゼント用のチェキを撮るために特別カメラマンとしてFLASHスペシャル編集長の青木宏行氏が登場、「役得すぎる」とひやかしを浴びながら、4名分のポーズをユーザーの書き込みに従い撮影。向井地は今評判という“もぐもぐみーおん”、高橋は“たこチューポーズ”、峯岸はやはり“ライザップ”のイメージで力こぶを見せつけるポーズに、横山はCMで人気の“ワイパーポーズ”でチェキに収まった。
そんな和気あいあいの雰囲気が一変。20時20分、AKB48劇場に画面が切り替わると、速報担当のキングレコードスタッフが入場。弁護士立会いの下、今回は100位からの順位が発表された。
ニコファーレで状況を見守る4人。向井地は、仲の良いメンバーの名前が呼ばれると自分の事のように席から思わず立ち上がり喜びを爆発させた。特に大島涼花のランクインには声を上げて喜んでいた。初めに呼ばれたのは65位の峯岸、その後向井地、横山と名前が挙がり、高橋の名前が呼ばれない。選抜(16位から)の発表の頃には、不安で小刻みに震える高橋を察し、峯岸がそっと手を繋ぎ励ます一幕も。そしてついに10位に名前が呼ばれた高橋は、足をドン!と踏み鳴らし立ち上がり呆然。そのあと涙が溢れた。
全員の名前が呼ばれ、一旦はホッとした表情をみせた4名。やはりもっとも躍進したのは高橋だろう。「本当は“うわー!”となるのを抑えています。16位以内で呼ばれることが初めてなので、この何十時間の間でみなさんが投票してくださったことに感謝してます。ですが今びっくりしているのと同時に、(速報順位から)落ちるのがイヤで。今までは速報から順位を落とすことが多かったんです。今年はファンの方と自分の気持ちが比例していると感じています。この順位を絶対落としたくないし、みなさんを信じて投票終了までを最高な期間にしたいです」と、一気に込み上げた涙を拭いて、しっかりした声で宣言した。
この後、速報発表の興奮も冷めやらぬまま、AKB48ファンの著名人による予想特番が放送され、青木宏行(光文社・FLASHスペシャル編集長)、宇野常寛(PLANETS編集長)、トレンディエンジェル たかし(AKB大好き芸人)、岩本輝雄(元サッカー日本代表)、北村洋平(北原里英大好き芸人)、大部彩夏(lyrical school)が登壇。日頃の48グループ愛をぶつけながら、選抜16名を大胆予想した。最終的に残った1位と2位は、どちらが渡辺麻友で指原莉乃なのかを議論しようとしたところで、AKB48劇場での公演と速報発表を終えた、速報首位の渡辺麻友が、公演衣装の愛くるしいパジャマ姿のままサプライズで登場。識者たちは予想どころではなく、渡辺の発言に必死に耳を傾けて、まるでイチファンのように目を輝かせていた。もちろんどちらが1位予想に選ばれたかは言うまでもない。
今回の総選挙で80位以内にもっともランクインした第一党には、新公演が10月30日(日)に。さらにファン感謝祭が開催されること、そして第一党メンバーのLINEスタンプが制作される。
そして、上位16名は「ゼクシィ」CMソングに加え、7月から放送される日本テレビ系土曜ドラマ「時をかける少女」(毎週土曜 夜9時放送)主題歌の歌唱が決定したことも新たに発表となった。
投票の締め切りは6月17日(金)15時まで。翌18日(土)に最終結果が発表される。あと2週間で、各ファン陣営の動向に注目しつつ、楽しみに本戦を待ちたい。