通夜の服装や持ち物など、知らないと恥をかく一般常識まとめ

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引用元:http://okane-himitsu.com/tarinai-26

お通夜や葬儀の受付や遺族に『この度はご愁傷様です』と、ハッキリ明瞭に言葉に出すのは近年ではマナー違反にとられることもあるのはご存知ですか?

また、急なお通夜で服装はどんなものがいいのか?持ち物は?と、急ぐあまり身だしなみが失礼にはなっていないでしょうか。

そこで今回は、通夜の服装や持ち物、お通夜に関する一般常識までまとめてみました。

社会人としていつ何が起こってもマナー良く参列できるようにするために、しっかりおさえておきましょう。

1.お通夜の歴史とその概要

引用元:http://f-style-school.com/category7/

引用元:http://f-style-school.com/category7/


お通夜の由来は、亡くなったお釈迦様を囲って弟子たちが一晩中語り合ったことから始まったと言われています。
また、現実問題として昔は香を焚くのも遺体の腐敗や匂い消しのために夜通しで香を炊き続ける、という必要性もあったということだったようです。

現在では保存技術も進み、一晩中香をたく必要もなくなった為、1〜2時間程度の半通夜となってきました。
また、地域によっては今も古来からのように夜通しお通夜をするところもあるようです。

しかし今では、一般会葬者は告別式よりも通夜にのみ参列する方が多くなっています。
これは葬儀そのものが、故人や遺族の気持ちよりも、会葬者の都合に合わせて行われているから、と言えるようです。

2.お通夜にだけ参加する人が増えている

引用元:http://okane-himitsu.com/tarinai-26

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最近ではお通夜にだけ参列する人が増えてきているようです。
葬儀場では、お通夜は夕方6時に始まるところが多く、「葬儀・告別式」は日中行われるもので仕事などがあると参加が難しい方が多いからだと考えられます。

また、「お通夜」というものが告別式が持っていた「追悼の役割」を負うようになってきているのも、お通夜にだけ参加する人が増えている一因だとも言えます。
そのため、葬儀に出席すべき親族や、どうしても告別式に参加したい近しい友人・知人など以外は、お通夜にのみ参列するというのが一般的になってきています。

ちなみに、葬儀は宗教上の「儀式」で、「告別式」は生前お付き合いのあった人々との「お別れの会」。という位置付けになっているようです。
また、これは葬儀関係全般に言えることですが、地域や家、宗旨・宗派ごとに考え方が異なっているのを念頭に置く必要があります。
(不安であれば、失礼のないように確認を取ることも状況によってはあるかもしれません。)

3.お通夜・葬儀・告別式どこに参列するべき?

引用元:http://僧侶派遣.com

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結論から言うと、どこに参列しても、また全ての式に参列しても問題ありませんが、ポイントとなるのは故人との生前の関わり方です。
知り合いという程度のお付き合いだったのであればお通夜のみで充分と言われています。
この場合は告別式に参列しないからと言って失礼にはあたりません。

逆に生前、懇意にしていたということであれば、お通夜も告別式にも参列するべきと言われています。
しかし、高齢で体調が優れない場合などは、足を運ぶことで遺族に迷惑をかけることもあります。
したがって、通夜か告別式のどちらかに行くか、代理の人に行ってもらうようにしても失礼には当たらないとされています。

現在では前述した通夜の変化や、葬儀と告別式が一体となっていることからも、昔とはそれぞれの儀式が持つ意味合いがだいぶ変わってきました。
昔からの方法を意識した厳格なお葬儀ということでもない限り、自分の仕事や家族のスケジュールにあわせて出席するようで大丈夫と言われています。

4.一般的なお通夜の服装は?

引用元:http://www.e-sogi.com/sanretsu/fukuso.html

引用元:http://www.e-sogi.com/sanretsu/fukuso.html

4-1.喪服の基本ルール

そもそも喪服に正装と略式というのがあるのはご存知でしょうか?
喪服 のマナーとして、一般的には遺族・親族などの喪家側は正装、会葬者・参列者側は略式となります。
正装と略式では見落としがちな細かな違いがあるので注意しましょう。

会葬者・参列者側で参加する場合は、和服は避けたほうが良いです。
葬儀や法事を通して「遺族・親族よりも格式が上の喪服を着てはならない」という決まりがあります。

そして、最近では喪主や遺族も準喪服であるブラックスーツやブラックフォーマルを着ることが多いので、それよりも格上になる正式喪服は参列者は着ることはありません。

4-2.お通夜に参列する場合

本来お通夜は、訃報を受けてから時間なく行われるものなので平服でも良いと言われてきました。
通夜前の弔問のように喪服だと死を準備していたと思われて逆に不適切とも取られる可能性がありました。

しかし今ではお通夜のみに参列する人が増え、お通夜が故人との最後の別れの場になってきており、喪服を着用することが一般的となっています。

お通夜に参列する際の服装ですが、深く考えずに略式であれば、冠婚葬祭用のブラックスーツ・ブラックフォーマルを着て行けば問題ありません。

もちろんバッグ、ネクタイも靴下も靴もストッキングも黒で揃える必要があるのは言うまでもありません。
金具類(ネクタイピン、結婚指輪以外の指輪、靴の飾り等)は避けるようにしましょう。

以下で正装、略式と順に追って細かくご説明致します。

4-3.男性の場合

男性の正装 喪服

  • 上下のブラックスーツ(ダブルまたはシングル)
  • 白のシャツ、黒のネクタイ
  • 靴は金具のない黒、靴下も黒無地
  • 結婚指輪以外のアクセサリーは付けない。ネクタイピンもつけないのが通例

男性の略装 喪服

  • ブラックスーツ・ダークスーツ
  • 白のシャツ、黒のネクタイ
  • 靴は金具のない黒、靴下も黒無地
  • 結婚指輪以外のアクセサリーは付けない。ネクタイピンもつけないのが通例

略装の 喪服 は、上記で説明した正装の 喪服 に比べて、流行を取り入れたデザインが許されています。
勤務から駆けつける場合は、ブラックスーツ・ダークスーツに、ネクタイと靴下を黒に替えればいいでしょう。
男性の 喪服 は、女性に比べればそこまで気をつかう必要はありません。

4-4.女性の場合

女性の正装 喪服

  • 膝が隠れるくらいの黒のアンサンブル、スーツ
  • 靴は黒のパンプス、ストッキングも黒
  • 結婚指輪以外のアクセサリーは控える

女性の略装 喪服

  • 黒や地味な色のアンサンブル、スーツやワンピース
  • 靴は黒のパンプス、ストッキングも黒

正装と比べて、結婚指輪以外のアクセサリーをつけても大丈夫です。
(アクセサリーのマナーについては後述をご確認ください)

子供の場合

学生ならば制服、小さい子供なら黒・紺・グレーのブレザー、白のシャツ。
女子なら黒のワンピースで大丈夫です。靴は黒靴、靴下は黒か白です。

5.(女性限定)服装以外で気になる身だしなみ

引用元:http://slism.net/girls/sougi-kamigata.html

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5-1.化粧

お悔やみの場で化粧をするのはどうかと思いノーメイクの方が良いのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ノーメイクは逆に失礼にあたります。

ただし、お通夜、葬儀共に派手なメイクは禁止です。

口紅もナチュラルな色合いにします。
リップグロスやシャドー、チークなどはNGです。。
もちろん、マニキュアや香水はつけないのが礼儀です。

5-2.髪型

髪はすっきりまとめましょう。
耳より高い位置でまとめるのは慶事の時のみとされています。

髪をまとめる際には耳より下の位置でまとめるように、バレッタやゴムは黒の地味なものにしましょう。

5-3.持ち物

冬でも殺生をイメージさせる動物ものの毛皮のコートは厳禁です。
フェイクファーのように素材的に本物でなくても厳禁です。

バッグも黒だとしてもショルダーバッグはカジュアルなイメージのものが多いので控えた方が無難です。
シンプルなハンドバッグをおすすめします。

結婚指輪以外のアクセサリーは着用しないのがマナーですが、唯一の例外はパールのネックレスです。
パールは「涙の象徴」なので失礼には当たらないとされています。

ただし、パールのネックレスをつける場合、二連のものは絶対につけてはいけません。
二連のものは「重なる」=「不幸が重なる」という意味合いがあり、お通夜や葬儀・告別式の場にふさわしくないとされています。

6.喪章は誰がつけるもの?

引用元:http://www.osohshiki.jp/column/article/144/

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先に答えを述べますが、喪章は遺族がつけるものです。
出先で喪服が用意できなかったなどの理由で喪章をつけて参加すれば大丈夫かと思われがちですが、喪章は遺族が身に付けるものなので参列者がつけてはいけません。

出先の場合は派手な服装を避けて平服で向かうようにしましょう。
本来的な意味合いでは平服でも大丈夫ですが、「失礼だ」と誤解されることも多いので、突然で用意できなかった旨を遺族に誤解のないようにしっかりと伝えるようにしましょう。

会社のお付き合いの多い男性にとっては、女性よりも急にお通夜に出席する状況も多いかもしれません。
黒のネクタイ、黒の靴下を用意しておくのもビジネスマナーの一つではないでしょうか。

7.数珠について

引用元:http://terredesdragons.com

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7-1.数珠の本来の意味

数珠は合掌する手に掛けたり、また揉むようにして音を出すように使われています。
数珠はもともと、念仏の回数を記憶するためのものとして使われていました。
そのため、念珠とも呼ばれています。

数珠は持っているだけで功徳を積むことができるとされ、魔除けや厄除けになると言われています。
数珠の珠の数は宗派によって異なりますが、一般的には煩悩の数と同じ108つの珠をつないだものになります。
また宗派によって形や房が異なっています。

7-2.数珠の種類

本連数珠は本式数珠とも呼ばれ、各宗派ごとの正式な形の数珠のことです。
正式なものなので珠の数も多く、輪を二重にするようにして握る、二連珠です。

略式数珠(片手数珠)

略式数珠は片手数珠、単念珠も呼ばれており、基本的には宗派を問わず使うことができます。
数珠の形は保っていますが、携帯しやすいよう珠の数を減らしており、現在は多くの人が略式数珠を購入するようです。

略式数珠の珠の数は108の半分の54のものや、3分の1の36など、本連数珠の108を基準として減らした数になっているようです。
また、単念珠であっても宗派によっては本連数珠であるものもあります。

特殊な本連数珠を用いる浄土宗

注意しなればならないのは、浄土宗の本連数珠は、他の宗派と違って、二つの数珠を交差させている形状をしています。

珠の数も108ではありませんが、珠の組み合わせで、男性が27×20×6×10=32,400(三万繰)、女性が27×40×6×10=64,800(六万繰)の念仏を数えることができます。

念仏の数を重要視しない浄土真宗

浄土真宗は念仏の数を重要視しないため、数珠の珠の数は特に定められていません。
基本的には男性女性ともに単念珠の数珠が正式です。

7-3.数珠は自分の宗派に合わせる

数珠は宗派によって異なりますが、これは参列する葬儀の宗派ではなく、自分の宗派に合わせます。どうしても気になる場合は、宗派を問わない略式の数珠を持参するようにしましょう。

また、結婚した場合は、数珠は基本的にはどちらかの宗派に合わせるようになります。
宗派ごとに男性用と女性用で数珠が異なるものもあります。
忘れず確認しておきましょう。

7-4.数珠は本当に必要なのか

数珠は基本的には仏教徒以外は持ちません。
特に信仰している宗教が無く、慣習として数珠を持参する場合は自分の宗派に合わせます。
また、数珠は持ち主個人のものというのがルールなので基本的に貸し借りはありません。

8.お通夜で必要なもの

引用元:http://tashikameyo.com/552.html

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香典

表書きも中袋も記入し、お金も包んでから持っていきます。
時間が無かったからと、近くに遺族がいる斎場のロビー等で香典袋へお金を包むのはお葬式に参列する際のマナーに反します。
たとえ時間がないとしても、きちんと用意してからお通夜に向かいましょう。

稀にではありますが、遺族が香典を辞退される場合もあります。
辞退をされる理由は様々ですが、弔問客は香典を用意する必要がない場合があることを覚えておきましょう。

袱紗(ふくさ)

受付で袱紗ごとバッグから取りだした後、その場で袱紗から香典袋をとり出して受付の方に渡してから、袱紗をバッグへしまいます。
バッグに直接香典袋を入れておくのはマナーに反します。

数珠

仏教葬儀の場合は必要です。キリスト教の葬儀の場合は数珠は必要ありません。

その他

■ハンカチ・ティッシュ
親しい人とのお別れでは涙が出てしまうので持って行く方がよいと言えます。

■替えのストッキングや靴下
焼香をするときに伝線していたり穴が空いた靴下などを見られるのはかなり恥ずかしいことです。
座り焼香の時は特に目立ちます。
身だしなみを整えてお葬式に参列するのもマナーのひとつです。

■カイロ
秋冬、春先のお話ですが、規模の大きいお通夜や、時間帯には焼香をするのも長蛇の列となります。
場合によっては外にまで列が続きます。
お通夜は夕方から始まるのでかなり冷え込みが予想され、そのため、携帯用のカイロをポケットに入れておくことをお勧めします。靴の爪先用のカイロも便利です。

9.香典の相場の金額、渡し方のルール

引用元:https://upin.jp/367

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9-1.親戚は10,000円〜、親族以外は5000円が一般的

故人が親戚関係にある場合は、10000円以上、親族以外の場合は香典は5000円ほど包むのが一般的です。親兄弟など近い人物の場合はより多く包む傾向があるようです。

9-2.3,000円以下は避ける

多くは出せないが、少しでも力になればという気持ちで少額の香典を渡すのは避けたほうが良いです

通夜料理と香典返しで赤字になり、遺族にとっては負担となってしまいます。

9-4.自分の年齢や地域や付き合いの程度によって臨機応変に

上記は一般的な金額であり、実際は付き合いの程度によっても包む金額は変わってきます。
分からない場合は身近な人に相談してみると良いかもしれません。
また、仕事関係の方の場合などは同僚などと足並みをそろえておくのが無難でしょう。

10.香典を辞退された場合の対応

引用元:https://www.dreamy.co.jp/order/

引用元:https://www.dreamy.co.jp/order/

先ほども少しお話をしましたが、稀にあることなので念頭に置いておく必要があります。
予め遺族の方から話を聞いていなくて、その場で突然言われることもあります。
戸惑わないように対応してください。

遺族が香典を辞退する理由は様々ですが、辞退は遺族の意思であるため、尊重するのがマナーです。
逆に無理に用意すると、予定外の香典返しが必要になり、遺族の負担になってしまうこともあるため、注意が必要です。

それでも何か弔意を表したいという場合には、以下の香典以外の方法で弔意を示すと良いでしょう。

供物や供花を贈る

香典以外に弔問客が弔意を示す方法として、供物や供花を贈るという方法があります。
供物や供花は故人に供えるもので、十分に弔意を示すことができます。

仏教の場合、供物には線香やロウソク、お菓子などがよく利用されます。
葬儀社に依頼すれば5,000円~15,000円程度の盛籠を用意してもらえます。

同じく仏教の供花には、菊や百合といった花が多く用いられます。
このほか、カーネーションや胡蝶蘭が利用されることもあります。
スタンドやアレンジメント、籠など贈り方はいくつかあるため、予算や故人との関係性によって選びましょう。

香典と一緒にこれを贈ると費用をかけすぎて却って負担になるという意見もありますが、香典を辞退されている場合であれば問題はありません。

供花や供物も辞退されている場合

香典と共に、供花や供物も辞退されている場合があります。
こういった場合には、どのような対応をするべきでしょうか?

供花や供物も辞退されている場合、できることは非常に限られます。
このような場合には、「何もしない」ことが一番ともいえます。

供物や供花は弔意を示すために有効な手段ですが、これがないからといって弔意が示せないわけではありません。

遺族からすれば、参列し、きちんと手を合わせ、焼香をあげてもらえるだけでも十分なのです。
そのため、香典も供物も供花も断られた場合には、心を込めて故人を送り出すことが最善といえます。

11.会場到着後の流れ

引用元:http://www.moshimo.net/hall/machida/facility.php

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最近のお通夜は自宅ではなく斎場のような場所で行われることが多いですが、参列する場合は斎場の係員の誘導に従います。基本的な流れは次のとおりです。

  1. 1.受付にて簡単にお悔やみの言葉を述べる
  2. 2.お香典を渡し、芳名帳に記帳をする
  3. 3.柩が安置されていて祭壇のある部屋へ入りお焼香を行う
  4. 4.通夜振る舞い(地域によっては無いことも)

12.ふさわしい言葉と会話

引用元:http://blog.e-oga.jp/?eid=1865

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12-1.お悔やみの言葉例

喪家側は色々な弔問客への応対や、儀式の準備などに追われているので、長々と話すことはNGです。
死因を訪ねるようなことは失礼とされていますので注意しましょう。

生死に対する直接的な表現も避けたほうが良いと言われています。
例えば、「死亡・死去」などは「ご逝去」、「生きていた頃」なども「ご生前」「お元気な頃」などに言い換えます。
ポイントとしては、遺族を励ますような言葉を手短に伝えることです。

「ご愁傷様でございます」

お通夜に駆け付けて遺族と対面した時、一体どのような声を掛けて良いのかわからなくなることがあると思います。
一般的には「この度はご愁傷様です」というのがよく使われるフレーズですが、妙に形式ばっているところもあって言いにくいという人もいるでしょう。

また近年では、「この度はご愁傷様です」この言葉が日常での嫌味を言う時に使われることもあり、お悔やみ言葉としてはふさわしくないと言われる場面も増えてきました。

ではどうしたらいいのか?
「ご愁傷様でございます」という過不足のない一言でよいのだと思います。「この度はご愁傷様です」よりも「ご愁傷様でございます」という言い方がよいでしょう。

「お悔やみ申し上げます」

他にもお悔やみの言葉としては、「お悔やみ申し上げます」というのがあります。
こちらは、完全に弔電の文中限定で使われる「哀悼の意を表します」とは異なり弔電の文中でも、遺族との会話の中でも、両方の状況で使える言葉だと言われています。

  • 「哀悼の意を表します」…弔電の文中で使う
  • 「お悔やみ申し上げます」…弔電の文中や、遺族との会話の両方で使える
  • 「ご愁傷様でございます」…遺族との会話で使う

ちなみにお悔やみの言葉を言われた後の遺族や受付の方の返事の仕方ですが、やはりこちらも簡潔に「お心遣(づか)いありがとうございます」で良いと思います。

12-2.お悔やみ言葉例文

  • 「ご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。」
  • 「急なお知らせで本当に驚きました。心からお悔やみを申し上げます。」
  • 「このたびは思いもかけないことで、さぞお力落としのことでしょう。お慰めの言葉もございません。」

上記は一例です。短く簡潔にが鉄則です。
通夜でお悔やみを伝えるのがほとんどなので、突然の知らせで驚いたこと、故人のご冥福と遺族への心遣いを伝えるようにしましょう。

出来れば最後に「何かお手伝い出来ることがあれば(困ったことがあれば)いつでもお声掛け下さいね」のようなことを付け加えると良いかもしれません。

12-3.忌み言葉とお通夜での注意点

葬儀の場では、使ってはいけない「忌(い)み言葉」というものがあります。
迷信深い日本人ならではの発想と言えますが、忌み言葉は慎むのがマナーです。

仮に使ってしまったとしても、ご遺族も寛大に受け止めてくれるでしょうが、お葬式マナーのひとつとして忌み言葉は知っておくべきです。
普段何気なく使っている言葉もあるので注意しましょう。

12-4.重ね言葉

不幸が重なるようなイメージのある重ね言葉は、使ってはいけないとされています。

  • 重ね重ね…「重ね重ね、申し訳ありません」
  • 返す返す…「こんなに早く亡くなるとは返す返す残念ですね」
  • 次々と・たびたび…「不幸が次々と(たびたび)重なり、大変ですね」
  • くれぐれも…「くれぐれもお体をお大事に…」

「くれぐれも」は遺族の方を思うあまり使ってしまいそうな言葉ですので注意しましょう。

12-5.不幸・死を連想される言葉

    • 死亡・死去…「亡くなられた」「ご逝去」と言い換える
    • 生存中…『ご生前』『お元気なとき』と言い換える
    • つらい・苦しい・迷う…故人が長い闘病生活を経て亡くなった場合、ご遺族に辛い記憶を思い出させてしまうので注意が必要です。

12-6.故人の死因について伺うのはNG

故人の死因についてを詳細を聞くことは大変失礼にあたります。純粋に亡くなったことへのお悔やみのみを伝えるようにしましょう。

12-7.不吉な表現は避ける

「浮かばれない」「大変なことになる」など不吉な言葉はNGです。

参考:キリスト教の葬儀で使ってはいけない言葉

キリスト教では、仏教とは考えが異なり、人の死を「終焉」とは考えません。死とは、地上での罪を許され、神様によって天に召されることを意味しており、
祝福されるべきことと考えます。

それゆえ、キリスト教式の葬儀も、シンプルでありながらも美しく、明るく希望に満ちたものになっています。
仏教の葬儀では、よく挨拶する際に「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を使いますが、キリスト教にはお悔やみ言葉はありません。

同じような意味として、遺族への慰めの言葉をかけるなら「安らかな眠りをお祈りいたします」と言い換えましょう。

13.基本的なお焼香の作法

引用元:http://www.g-linknet.co.jp/gli/kankon_sousai/index.php?content_id=1

引用元:http://www.g-linknet.co.jp/gli/kankon_sousai/index.php?content_id=1

仏教ではそれぞれ宗派があり、焼香のやり方も細かい部分は違いますが、基本的な部分は同じです。焼香は一人ずつ行います。
この時の順番は故人との関係が深い人から順に行っていきますので、最初は喪主から始まります。

席次も故人との関係に基づいているので、基本的には席の順番通りに焼香を行えば大丈夫です。
抹香のつまみ方は右手の親指、人差し指、中指の3本の指でつまむようにします。

      1. 1.自分の順番が来たら席を立ち、焼香台の前まで移動
      2. 2.遺族に一礼し、焼香台にさらに一歩近づき、遺影に向かって一礼
      3. 3.宗派ごとに定められた回数だけ焼香を行い、合掌して一礼
      4. 4.遺族に一礼し、自分の席へ戻る

というのが基本的なお焼香の流れになります。
ただし最初の合掌が省略されたり、人数が多い時は3回お焼香をするところを1回のみにすることなどもありますので、指示に従ったり、周囲の人に合わせるなどして臨機応変にするべきでしょう。

14.その他に注意すべきこと

故人が高齢な方の場合

「大往生だった」「天珠を全うする」という表現は遺族が判断するもので、弔問側が口にするものではありません。

故人が子供の場合

特に子どもを亡くした人の葬儀では、できれば子連れでの弔問は控えるようにしましょう。

しかしながら、子供が学校が一緒、幼稚園(保育園)が一緒という場合には子供にもお別れの挨拶をさせたいと当然思うでしょう。
その場合は、周りと足並みをそろえてお通夜に参列するか、後日改めて遺族の気持ちが落ち着いた頃に個人的にそれぞれが訪問するのかを考えておくといいかもしれません。

遺族の気持ちを最優先に考え、親しい友人、知人が、子供を連れて行くのは大丈夫かを尋ねられる状況であれば尋ねてみるのもいいと思います。
遺族によってはお別れに、お友達にも来て欲しいと子供が思っていると解釈する場合は、逆に来て欲しいという場合もあります。

お通夜に子供を一緒に連れて行く

小学生くらいになればお通夜がどんなものか親が言い聞かせれば雰囲気を察すると思いますので、静かにできるようであれば参列しても大丈夫だと思われます。
もちろん最近の葬儀場では授乳室があるくらいなので、小さな子を連れて行ってはいけないという決まりはありません。

また、小さい子がいるからといって大切な方とのお別れができないというのは悲しいことです。
大事なことは、連れて行く大人が気をつけること。
赤ちゃんから幼児までの歳であれば、ぐずったり、泣いたり、騒ぐのは逆に当たり前と大人が心得ておきましょう。
周りに迷惑をかけないように泣いたらすぐに対応が取れるようにしましょう。

通夜振る舞い

お焼香をした後はいわゆる「通夜振る舞い」といって食事やお酒、お茶などを勧められることがあります。
料理や酒を頂くこともあれば、お菓子を持ち帰るだけであったり、お茶だけを頂く場合もあります。
強制ではありませんが極力参加するようにしましょう。

なぜなら、通夜振る舞いではお箸をつけることが供養になるとされているため、参加する場合は一口でも頂くのが礼儀になります。
実際に食べなくても良いので、せめて割り箸を割って食べ物を少量取り分け箸をつけたり、飲み物をひと口くらいは頂くようにしましょう。

通夜振る舞い自体は基本的には1時間程度行われますが、故人や遺族と親しい間柄である場合を除いて、あまり長居はせず30分程度で退席するのがよいでしょう。

どうしても辞退する場合は、遺族や世話役の人たちに通夜振る舞いを辞退することを告げて挨拶し、目立たないように退席します。
このとき、やむを得ない事情があることを伝えておくと丁寧です。

15.葬儀に参列できない時

引用元:https://www.minnanoosousiki.com/staff_blog/2014/11_03.html

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お通夜や葬儀にはなるべくどちらかでも参列する方がいいのですが、どうしても体調が悪かったり、遠方で時間の都合がつかない時もあります。
そんな時の対応は以下の通りです。

供花をおくる

まずは喪主の名前、葬儀社・葬儀場の正式名称や住所、電話番号、葬儀の日時などを確認しましょう。
供花を送る場合は、葬儀社に連絡して頼むのが一番良い方法です。

知っている花屋に依頼する方法もありますが、祭壇に飾られるので、他の親族の供花とのバランスも取れます。
一つだけ違う…というのは案外目立つものです。

金額は一定で「一基」「一対」という形で頼みます。
また、付け花には送り主の名前の入った札が立てられますので、会社名義で送る場合は名称を正確に伝えましょう。

果物などのお供物を送る場合も、同様に葬儀社に依頼するようにしましょう。
盛り籠に納めて祭壇のわきに飾られます。

弔電をおくる

弔電を送る場合も、葬儀社や葬儀会場を確認するのは必須ですが、一番重要なことは、通夜や告別式の日時までに弔電を届くようにすることです。
送り先は自宅または葬儀会場にして、喪主宛てに送りましょう。

文面は、できるだけ故人への想いが伝わるオリジナルの内容が望ましいですが、思いつかない場合は、例文などを参考にすると良いでしょう。

香典をおくる

一番、誠実な方法は「葬儀後に直接、遺族のもとに出向き、線香をあげて故人を偲び香典を仏壇に置いてくること」です。
しかし、遠方に住んでいる場合や体調が優れないときは郵送でも構いません。

葬儀に参列するときと同じように表書きを書いた香典袋を封筒に入れて現金書留で送ります。
その際には、必ず、葬儀に参列できなかったお詫びと故人へのお悔みのメッセージを添えて、気持ちが伝わるように配慮してください。

まとめ

いかがでしがでしょうか?若い世代の方だと、あまりお通夜や葬儀に参列した方も多く、マナーについてよく理解していない方も多いかと思います。

いつ何があるかわからないので今のうちからルールをしっかり学んでおけば、何かあった時困らずにマナー良く参列することができるので、後回しにせず今のうちからしっかり学んでおくことオススメします。

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