32歳オッサンなだいちゃん(∀)です。
以下、「大人」とは主に学生でない社会人のことを指しています・
自分を「ちゃん」付けするのも痛々しい年齢になってきましたが(前からかw)ペンネーム事態がこれなので今更変えることが出来ません。
まぁ、そんな話はどうでも良いとして、最近の学生さんって人生迷走している、人生迷子ちゃんがとても多いと学生と話していて感じています。
なんだか就職したくない学生が多いみたいで、学生のうちから起業について考えたり、就職せずにフリーランスになったりする学生が増えています。
別にそれが悪いことだとは全く私は思いませんし、若い頃にしか出来ないこと、若いからこそ成功出来るチャンスがあるからどんどん挑戦して欲しいと思っています。
しかし、人生迷子ちゃんが多いので多くの学生は失敗していたり、ネットワークビジネスなどの怪しいビジネスに手を出したり(大人に騙されて)という事案が増えています。
そういった学生に対して私は大人の目線からちょっとしたアドバイスをしています。人によってはありがた迷惑かもしれませんが、その言葉がのちのちになって響いてくる可能性もあるからです。
「胡散臭い方向には行くなよ。優しい言葉や甘い言葉を初対面からかけてくる大人は疑ってかかれ。」
このようなアドバイスをしています。
でも、多くの「大人」である私の友人達は、
「最近の学生はゆとり世代だから言っても無駄。どうせ人の言うことなんて聞かないからそっとしておいたほうがいい。」
と言います。
本当にそうでしょうか?
「大人」だからこそ学生を正しい方向に導く必要がある
最近のゆとり世代の若者の話題として、八木仁平くんという早稲田大学卒の子がキャンピングカー生活を始めたということが話題になっています。
早稲田大学卒23歳のプロブロガー、キャンピングカーでの車上生活をスタート - やぎろぐ
一方で、「大人」がキャンピングカー生活というものについてのマナーなどについて苦言を呈しています。
生活インフラただ乗り厳禁!新卒フリーランスはキャンピングカーマナーを守ろう - おまきざるの憂鬱
まぁ、学生の頃なんて「あなたのことを思って」という言葉が面倒臭いと思ったりするものなのですよね。多くの場合、「あなたのことを思って」という言葉はただの建前で、ただ文句を言いたいだけ、説教をしたいだけだったりするというのは確かです。
しかし、ちょっと常識の無い学生に対して、社会に出たての学生に対してイライラして説教を垂れてしまっているのは確かなのですが、本当に学生達のことを思って苦言を呈してくれている人がいるということも忘れないで欲しいのです。
インターネット上などでは苦言を呈してくれる大人がいます。そういう大人がインターネットの性質上目立ちます。だから、大人って説教臭くて面倒臭い生き物なのだなぁ。無視して自分達が好き勝手に自分達の好きなことをやろう!
こう思ってしまうのも無理はありません。
でもね、現実世界の大人ってとても冷たいんですよ。そういった苦言を呈することすら面倒臭い、無駄だ。意識高い学生なんて勝手に好き勝手なことをしてさっさと野垂れ死んでしまえ。
こう思っている大人はとても多いのです。(ちょっと大げさな表現で書きましたが。)
でもね、私などは学生さんの行動力や将来性などを含め、才能の芽を潰すようなことをしたくないのです。
だから、アドバイスをするけれど、決して叩いたりというような形にならないようにしています。
でも、多くの「大人」は苦言を呈する場合も、
「そんなことは無理だ。夢物語だ。諦めろ!」
と学生の芽を潰すような苦言の呈し方しか出来ていないような気がします。
学生のことを本当に思って苦言を呈するのであれば、もっと言い方を考えて、学生の才能の芽を潰さないような形で苦言を呈してほしいな、と思うわけです。
一方で、今の学生さんが常識知らずなのは確かです。そして、私たちのような学生のことを本当に思ってアドバイスをしている人間の話を聞いた振りをして聞いていないのが現状です。
実際、インターネット界隈ではブログでお金が稼げているからといって、社会を知らないまま新卒フリーランスになる人間が多いのですが、その大多数は消えていっています。
いわゆる「社会常識」というものは会社に入って年上の大人の人からしか学べないものだったりします。
私は16歳で社会に出て、みんなが机の上で勉強をしている間に仕事をして、社会常識というものを徹底的に叩き込まれました。
接客業だったので、1日に100人以上もの人間を相手にしてきたのでコミュニケーション能力や、生きていく上で一番大切な「人を見る目」を養うことが出来ました。
多くの学生フリーランサーが失敗する理由は、この「人を見る目」が無いからです。人を見る目が無いからネットワークビジネスなどの怪しいビジネスに騙されたり、一見凄い経営者に見える詐欺師に引っかかったりするのです。
「俺の知り合いに凄い経営者がいるから紹介するよ!」
この言葉の多くは詐欺師の言葉です。本当に凄い経営者を知っていたとしたら、簡単に紹介なんて出来ません。紹介した場合に紹介相手が失礼なことをしたら、紹介した人間が責任を負うことになるし、そういった安易な紹介は経営者(多くの場合は目上の方)に対して失礼にあたるからです。
私自身、地方の地元レベルですが凄い経営者を知っています。たまたま自分が障害者だったから知り合うことが出来た人達です。そういった方々からこういったマナーについて学びました。
私自身も独立志向の強い人間な為、過去には怪しいビジネスに騙されそうになったり安易に凄腕の経営者にお近づきになろうとして失礼なことをしてしまって咎められたことがあります。
でも、そういった失敗を通して学んで行きました。苦言を呈してくれる大人こそ、本物の大人だ、自分のことを本当に心配してくれている大人だ、とちゃんと分かっていたからです。
だけど、最近の学生さんで独立志向の高い子達はどうしてもそういったアドバイスを受け入れることができずに、胡散臭い方向に進みがちです。だから、私達のような「大人」が道を正してあげる必要があると、一種の正義感のように私は思っているのです。
だが、多くの大人は「冷たい」。そういうアドバイスを学生にしてあげる必要は無いと言います。それか、叩き潰そうとするか。
「道を正してあげよう」というアドバイスをする人間をなかなか見かけることは無いですね。
・学生に対してアドバイスは無駄
・アドバイスという名の叩き潰しが行われている
これが今の大人の現状です。
一方で、
・大人のアドバイスを全く聞かない(聞くふりはする)
・大人は全員敵だ
・多くの大人は所詮社畜。自分たち独立志向のある人間とは違う(見下し)
これが今の意識高い系の学生の現状です。
どちらも間違っています!!
最後に
もっと我々「大人」は学生に対して親身になって話を聞いてあげて、アドバイスをして少なくとも胡散臭い方向に行きそうな学生を正しい方向に導いてあげる必要はあると思っています。それが「大人」の役目だからです。
叩き潰そうとするだなんて言語道断。もっと学生さんの「夢」というものに耳を傾けるべきでしょう。
学生さんはもっと「大人」の意見に耳を傾けるべきです。人を見る目を養うべきです。
そういった色々な情報を総合的に判断して、最終的には自分で自分の進む道を決めるべきです。
少ない情報だけを元に自分の道を決めてしまうと必ず失敗します。
以上、32歳オッサンからの説教臭いアドバイスでした!
だいちゃん(∀)