こういうのよく聞く話。で、ここからの流れが「楽しんで描け」強制パターン。
創作世界で楽しめない項目もはっきりある自分にとってあの言葉は暴力。
意図的に努力しないと辿りつけない人だっているという心理を押しつぶしてひたすらこちらの苦心惨憺を否定。
楽しんで描けないのは才能がないからだという論理の飛躍にも発展しちゃったり。
適職はらくらくこなせるけどつまんないことで、天職はできる上に楽しいことだと思ってる。
実際自分の今の仕事がそう。仕事はつまんないけど全然できない人を見るにつけ向いてるという感触を得ている。
そして楽しいけどいつまでも下手くそなものが「下手の横好き」と呼ばれるもの。
好きだから巧くなる、はまったく後天的要因であって才能の有無とは関係がない。
ところが絵界隈には楽しければ上達するんだ、と思い込みたい勢力がかならずいる。
例えば明確に画塾でデータを取ったなら、好きだけど下手くそな奴、巧いからこそ飽きちゃう奴が出てくるだろう。
実際のところ受験勉強レベルでそんな事例はよく発生するわけだよ。
で、某所で知り合った小説家さん(ゴーストライターもやってる)人曰く、
と言い切っていて、元増田の例示はまさに本来ならそういう捉え方をされるべき話なんだ。
別に楽しくないけど彼女は続けることができている。要するにそれだけだ。
もちろんじわじわと押し寄せる楽しさがあるから知識を収集する側面もあるし、知らない自分が許せないプライドもあるだろう。
だけど努力でもない、楽しんでもないという裏側にあるものは、上記の作家さんのご意見そのものだ。
id:u_eichi 好きこそものの上手なれ。努力が苦痛であればそれは才能とは言わないのです。
長年の同人仲間でいまは漫画家になった友人がいる。 複数誌で連載をかけもちし、途切れずずっと続けていてもうすぐ10年になる。 プロ漫画家は天才も秀才もみんな並外れた努力をして...
こういうのよく聞く話。で、ここからの流れが「楽しんで描け」強制パターン。 創作世界で楽しめない項目もはっきりある自分にとってあの言葉は暴力。 意図的に努力しないと辿りつけ...
好きこそものの上手なれ。 昔の人は上手く言ったものだわ。
確かに彼女の漫画は、練習してないというだけあってデッサンは少しおかしいし、描き込みも少ない。 ちょっと「デッサン」って言葉の意味を説明してみな?
うちの工場のベテランの井出さんはしっかりした人だよ
個人的に「好きこそものの上手なれ」の持ち上げられっぷりには凄く違和感がある。 「好きこそものの上手なれ」は要因のひとつであって、「継続は力なり」が成長の原因だ。 また、...