早稲田大学、白黒写真をディープラーニングで着色する技術を発表。GitHubでも公開
つい最近の出来事みたい。
早稲田大学理工学術院の石川博教授をはじめとしたチームは、白黒写真の着色にディープラーニングを応用する独自の技術を発表しました。
従来、白黒写真の着色は、その時代の資料からさまざまな色を推測し、人力で行なわれていました。しかし、サンプル写真の場所や時間帯、砂や葉っぱなどの質感をディープラーニングによって学習し、適した色を自動的につけることが可能になったとのこと。
大正時代に撮影されたという大隈重信の写真も、こんなにいきいきと生まれ変わりました。
研究チームは、7月にロサンゼルスで開催されるCGの国際学会SIGGRAPH 2016にて、この成果を発表するとのこと。
さらに、今回使われたソースコードは、GitHubにて無償公開中。ご興味のある方は、是非ご参照ください。
image by 早稲田大学
source: 早稲田大学 via ハザードラボ
(渡邊徹則)
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