北海道・鹿部町の陸自隊駒ヶ岳演習場の宿舎内で7歳男児を保護

06/03 10:29
5月28日から、北海道・七飯町の山林で、行方不明となっていた小学2年生・田野岡 大和君(7)が3日午前、無事保護されたことがわかった。
北海道・七飯町で行方がわからなくなっていた田野岡 大和君が、6日ぶりに見つかった。
男の子は、大きなけがもなく、元気だという。
男の子が見つかったのは、鹿部町の陸上自衛隊駒ヶ岳演習場内の宿舎内。
3日午前7時50分ごろ、演習中の自衛隊員が、宿舎のドアを開けたところ、男の子を発見した。
男の子は外見上、大きなけがなどはなく、比較的、元気だということで、「田野岡 大和君ですか?」との問いかけに対し、「そうです。おなかが減りました」などと答えたという。
男の子は、発見された時には、宿舎内のマットレスにくるまっていたということで、自衛隊員が差し出したおにぎりと水を飲んだという。
大和君は、ドクターヘリで函館市内の病院に運ばれ、診察を受けているという。
そして、両親が身元の確認をし、田野岡 大和君とわかったという。
田野岡 大和君は5月28日、父親がしつけとして、北海道・七飯町の山林に置き去りにされ、行方がわからなくなっていた。
これまで、警察や消防、自衛隊も加わり、900人以上で、行方不明になった場所から、半径15kmにわたり、捜索をしていた。