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2016-05-30 どうして漫画やアニメの実写化が止まらないのか?

なんか最近の映画を見てると、ますます漫画やアニメの実写化が増えてるような気がするんですよねえ。劇場では『ちはやふる』、『アイアムアヒーロー』、『テラフォーマーズ』、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』、『少女椿』、『シマウマ』、『オオカミ少女と黒王子』、『ヒメアノ〜ル』が公開中で、来月も『高台家の人々』や『MARS〜ただ、君を愛してる〜』などが公開予定となっています。
そして夏以降も、広瀬すず主演の『四月は君の嘘』や西内まりや主演の『キューティーハニー』、2006年に公開された映画の続編となる『デスノート Light up the NEW world』が。さらについ先日、『鋼の錬金術師』の実写映画化が発表され、多くのファンに衝撃を与えたばかりだというのに、今度はなんと『ジョジョの奇妙な冒険』が実写化されるというニュースまで飛び出して何がなんだか…
【まじかよ】「ジョジョの奇妙な冒険」実写化決定!? 主演は山崎賢人https://t.co/CNMHy1Woyz
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年5月29日
サイゾーウーマンの報道によると、実写映画は第三部で決定しており、山崎は空条承太郎を演じるとみられている。 pic.twitter.com/3CN99db0HA
「どうしてこんなに漫画やアニメの実写化が増え続けているのか?」については、以前に記事化しているのでよろしければご覧ください。↓
簡単に言うと、「安い製作コストで作れて多くの観客動員が見込める」からです。なぜ安く作れるのかと言えば、漫画を実写化する際の”原作使用料”が安いからです。その辺の事情はこちらの記事をどうぞ。↓
・映画『テルマエ・ロマエ』の原作使用料はなぜ100万円なのか?
要するに「知名度の高い漫画の映画化権を安く手に入れて実写化すれば、多少内容がアレでもそれなりに客が入る」という効率的なビジネススタイルが定着してしまっているのですよ。もちろん、アレな映画ばかりじゃなくて良い作品も中にはありますが、いかんせん、これだけ数が多くなると粗製濫造は否めません。
しかも最近はネタのチョイスまで怪しい感じになってて、『ハガレン』の実写化なんて登場人物が外国人なのに、キャストが全員日本人ってどういうことだ!?とか、公開前から炎上しそうな案件が続々と上がって来てるんですよね。
実写化するならするで、「ホントに日本で実写化できるの?」という部分も含め、事前にじっくりと検討してもらいたいものです。
『トトロ』は宮崎監督が元気なうちは無理かなあ(^_^;)