相も変わらず世界では売れまくっているPlayStation4(以下PS4)。ついに実売で4000万台を突破し、ソニーもウハウハである。
翻って国内を見てみると、上記の記事の引用だが…
この資料によると、PS4の全世界販売台数4043万台のうち日本での実売は271万台、ざっと6.7%に過ぎません。国内に限れば、Wii Uの314万台にも及ばないレベルです。
と、正直言って市場としてはまだまだショボいレベル。
先日ドラゴンクエストヒーローズIIが発売されたり、海外のビッグタイトルのアンチャーテッドやオーバーウォッチが発売されたりはしているが、まだまだ本格普及には至らないといったところだ。
日本では、据え置き機の市場はもう終わりなのかもしれないと言われているが、個人的には正直今が一番面白い時代だと感じている。もちろん、そういうのには個人差があるので、「いや、昔のほうが面白かった」と感じている人もいるだろう。だが、ここはあくまで個人のブログなので、個人の意見を述べさせてもらう。
というわけで、今後8月末までに出る個人的に注目しているタイトル、買おうと思っているタイトルをツラツラと書いていこうと思う。
6月
6月9日
ミラーズエッジ カタリスト
ミラーズエッジ カタリスト 【Amazon.co.jp限定】特典コンバットランナー パックDLC付
- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2016/06/09
- メディア: Video Game
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フリーランニングというか、ヤマカシというか、いわゆるパルクールを体感できるFPS視点のアクションゲーム。
主人公フェイスが、ビルとビルの間を飛び回り、壁を登り、人知れず空を駆ける。それもこれも、すべての人々が監視されているディストピア「ガラス(シティ)」の目から逃れるためだ。
今作では、秘密情報や監視対象となる情報を密かに運ぶ「ランナー」となる。前作の「どこへ行っていいかわからん」という状態を解消するために、「ランナーズビジョン」という、簡単な経路案内が出るようになった。バイオショックインフィニットのアレみたいなものだ。
今作の格闘シーンでは、敵をなぎ倒すとそのまま周囲の敵を巻き込んで一気に切り抜けることが出来るようになった。正直このゲームは戦闘がキモではないので、こういう措置は大歓迎だ。
さらに、前作はかなりリニアなゲームだったが、今作では拠点が存在しており、オープンワールドでサブミッションをこなせるようになった。これによりシングルキャンペーンのプレイ時間は40時間ほどになるらしい。
今作は、前作の続編やリブート作品ではなく、「Rebirth」と位置づけられている。なんだか色んな意味で別人みたいになったフェイスが、どんな冒険をするのか楽しみだ。
6月30日
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
【PS4】スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ 初回限定生産版
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンタテーメント
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: Video Game
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スパロボです。スパロボ。
とはいっても、このOGは「オリジナルジェネレーションズ」の略で、スパロボ関連作品に出てきたオリジナルキャラクターのみで話が進んでいく。なので、お馴染みのマジンガーZだとかガンダムだとかは出てこない。
OGでは、ユニットをスタックすることが出来る。これを「ツインバトルシステム」と呼んでいる。そうすることにより、相手により多いダメージを与えることが出来たり、全体攻撃で相手のスタックを組んでいるユニット両方にダメージを与えることが出来る。もちろん、メインユニットとサブユニット同士で攻撃することも出来る。
また、機体には固定武器と換装武器が設定されており、換装武器はフレキシブルに変更することが出来る。ウェポンゲージという数値を必要とはするが、その範囲内でなら自由に武器を設定することが可能だ。これにより、ユニット編成の自由度が増す。
実は、スパロボも今年で25周年である。
スパロボというとなんだか敷居が高いとか固定ファンしかやらないイメージがあるが、今作ではチュートリアルも充実しているらしいので、一度お試ししてはどうだろうか。
7月
7月7日
真・流行り神2
怪事件を調査し、信じるか信じないかで展開が変わる流行り神シリーズの最新作。2014年にシリーズを一新して「真・流行り神」が発売されたが、今作はその続編だ。
本作の最大のキモは、やはり主人公の選択によって別れる科学・オカルトルートの分岐だろう。流行り神シリーズはこうでなくてはならない。今作のシナリオは初代「流行り神」の新川宗平氏。都市伝説を基調とした怪しげなシナリオを主人公が解き明かしていくスタイルなのは変わりない。
ストーリーは全5章からなるオムニバス形式。前作との繋がりは主人公ただ一人らしいので、今作から入っても問題ないらしいが、出来れば前作だけでもプレイしておくとより楽しめるだろう。
シナリオ開始時点で割り振られるカリッジポイントは重要な決断を下すときに必要になる。これがなくなると決断を下せなくなるので計画的に使用していかなければならない。
ライアーズアートというシステムは、自分の発言に嘘を織り交ぜることにより、相手を挑発したりして嘘を見破るという、ブラフのようなシステムだ。これはなかなか心理戦っぽくて面白そうだ。
猛暑が予想されるこの夏。真・流行り神2でちょっとしたホラー体験をするのもおつなものかもしれない。もちろん、科学ルートで全てを解き明かすのもアリである。
7月21日
クロバラノワルキューレ
クロバラノワルキューレ【予約特典】藤島康介氏キャラクター原画集付
- 出版社/メーカー: コンパイルハート
- 発売日: 2016/07/21
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密かに気になっているのがこの作品だ。
本来なら6月30日に発売予定だったのだが、クオリティアップのため7月に発売が延期になった。
パッケージを見るとわかるが、キャラクターデザインは藤島康介氏である。なんだかテイルズっぽいイメージを抱いてしまうが、PVを見る限りバトルシステムなんかはテイルズに似ているようだが、もっとアクション寄りなのかもしれない。なにやら「タクティカル・フルイド・バトルシステム」などという大げさな名前が付いているが、要は常に戦況が変化するということらしい。
このゲームは周回プレイを前提としているらしく、プレイするたびに裏切るヒロインが変わるという変わったシステムを採用している。
コンパイルハート作品ということで、ちょっと買うかどうか躊躇してしまうのだが、なぜか気になるタイトルだ。
8月
8月18日
テイルズ・オブ・ベルセリア
【PS4】テイルズ オブ ベルセリア 【初回封入特典】+【早期予約者限定特典(2016年7月11日注文分まで)】配信
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 発売日: 2016/08/18
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今作は、実はテイルズシリーズ初となる単独の女性主人公だったりする。彼女「ベルベット・クラウ」を中心とした物語が描かれるのが、「テイルズ・オブ・ベルセリア」だ。
物語の舞台はウェイストランド。テイルズ・オブ・ゼスティリアの舞台グリンウッドのはるか昔という設定らしい。シリーズおなじみの長いジャンル名は「君が君らしく生きるためのRPG」だ。
テイルズシリースは、色々と固有名詞が出てきて混乱する時があるが、今作でもそれは健在で、いい意味で古き好きJRPGらしさが全開で、これはこれでいいんじゃないかと思っている。
今作の戦闘システムは「Liberation-LMBS(リベレーション リニアモーションバトルシステム)」と呼ばれる。カメラやキャラクターにあった制限を開放することにより、より爽快感のある戦闘を実現したとのこと。
術技は自分で連携を組み立てることが出来るようになった。◯☓△□のそれぞれのボタンに4段目までの技を割り振ることにより、オリジナルの連携が作れる。この術技セットは戦闘中でも変更できるので、より自由な戦闘を楽しむことが出来る。
今作ではTPやCCといったポイントの代わりにSG(ソウルゲージ)というものが導入された。これは術技の連携に必要なポイントで、敵から奪うこともできるが逆に奪われることもあるという。今作の戦闘はソウルというリソースの奪い合いになりそうだ。
と、戦闘の話ばかりしてしまったが、テイルズシリーズで一番楽しいのはやはりその小気味いい戦闘だ。今作ではより自由度が増した戦闘が楽しめそうだ。
と、この時期はホリデーシーズン前ということで、全体的に数が少ない。それでも、いくつか大作と言えるソフトがあるので、来るべきホリデーシーズンに備えてゲームを厳選して楽しもうと思う。
ちなみに、9月以降は大作ラッシュである。ペルソナ5やファイナルファンタジーXVなど、ワールドワイドで売れそうなタイトルが目白押しだ。
海外に比べて全然普及していないPS4ではあるが、まあ今年の下半期あたりからはだんだん普及するんじゃないかな〜と思っている。あと、日本のゲームの復権もそろそろありそうな気がする。
あくまで気がするだけですけどね。
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2015/06/29
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PlayStation 4 グレイシャー・ホワイト (CUH-1200AB02)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2015/06/29
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