路面電車また脱線 昨年10月と同じカーブで
2日午後10時50分ごろ、長崎市桶屋町の公会堂前交差点で、長崎電気軌道の蛍茶屋発赤迫行きの路面電車(1両編成)が脱線した。同社によると、路面電車は時速6キロで右カーブを走行中だった。乗客は1人だけでけがはなかったという。
同社の路面電車は昨年10月にも同じカーブで脱線。レールの交換作業などを終え、先月23日に7カ月ぶりに全面復旧したばかりだった。同じカーブでは2007年5月にも2回の脱線事故が起きている。同社と長崎県警長崎署が原因などを調べている。
同社は「再発防止に努めていたが、同じ箇所で脱線事故を発生させてしまい、誠に申し訳ない」とコメントした。【今手麻衣】