東海第二原発で国の基準超える放射性廃液漏れる
東日本大震災のあと、運転を停止している茨城県東海村の東海第二原子力発電所の構内で、2日午後、国の基準を超える放射性物質を含む廃液およそ750リットルが床に漏れるトラブルがありました。環境への影響はないということです。
日本原子力発電によりますと、2日午後3時ごろ、東海第二原発の「廃棄物処理棟」と呼ばれる建物の地下の床に液体がたまっているのを、巡回していた作業員が見つけました。
調べたところ、液体は放射性物質を含む廃液で、地下1階と中地下1階の2か所で、合わせておよそ750リットル漏れていて、表面からは国の基準の40倍を超える1平方センチ当たり1700ベクレルのコバルト60と呼ばれる放射性物質が検出されたということです。
廃液は建物内のせきの中にとどまっていて、環境への影響はなく、作業員の被ばくもなかったということです。
廃棄物処理棟は、放射性物質を含む廃液を処理するための建物で、内部は配管が巡らされ、日本原電がどこから廃液が漏れたのか調べています。
東海第二原発は、東日本大震災のあと運転を停止していて、おととし再稼働に向けた審査を国の原子力規制委員会に申請しています。
調べたところ、液体は放射性物質を含む廃液で、地下1階と中地下1階の2か所で、合わせておよそ750リットル漏れていて、表面からは国の基準の40倍を超える1平方センチ当たり1700ベクレルのコバルト60と呼ばれる放射性物質が検出されたということです。
廃液は建物内のせきの中にとどまっていて、環境への影響はなく、作業員の被ばくもなかったということです。
廃棄物処理棟は、放射性物質を含む廃液を処理するための建物で、内部は配管が巡らされ、日本原電がどこから廃液が漏れたのか調べています。
東海第二原発は、東日本大震災のあと運転を停止していて、おととし再稼働に向けた審査を国の原子力規制委員会に申請しています。