山間部で季節外れの雪 黒岳5合目で1センチ
低気圧が千島近海に停滞した影響で2日、北海道には北東から冷たい空気が流れ込み、山間部では6月にもかかわらず季節外れの雪が降った。
上川町の大雪山系黒岳(1984メートル)でロープウエーを運行する「りんゆう観光」によると、標高約1300メートルの5合目では2日午前6時ごろ、約1センチの積雪が見られた。当時の気温は氷点下2度で、営業担当の梶浦千尋さん(24)は「ゴールデンウイーク以降に雪が降るのは珍しい」と驚いた様子だった。
旭川気象台によると、札幌市周辺では2日午前9時ごろ、上空1500メートル付近の気温が4月中旬並みの氷点下0.9度となった。