ATM不正引き出し「暗証番号すべて同じ」供述
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偽造されたとみられるクレジットカードが、全国のコンビニエンスストアなどのATMで一斉に使われて多額の現金が引き出された事件で、愛知県内での引き出しに関わったとして逮捕された男の1人が「カードは何枚も渡されたが暗証番号はすべて同じだった」と供述していることが警察への取材で分かりました。警察は短時間で引き出すためだった可能性があるとみて調べています。
先月15日、偽造されたとみられるクレジットカードが全国にあるセブンイレブンなどの「セブン銀行」のATMのほか、ファミリーマートなどに設置されたATMで一斉に使われて、現金が不正に引き出されました。警察によりますと、引き出された金額は全国で合わせておよそ18億6000万円に上り、引き出しに関わった人物は100人以上の可能性があるということです。
警察はこのうち名古屋市北区と小牧市の店舗で、現金合わせて120万円を引き出したとして、愛知県内に住む中園竜男容疑者(28)と佐橋克哉容疑者(28)を窃盗の疑いで逮捕しています。
これまでの調べによりますと、このうちの1人が「引き出す前の日の夜に知り合いから電話で誘われた。当日、何枚もカードを渡されたが暗証番号はすべて同じだった」と供述しているということです。警察は短時間で引き出すため、同じ暗証番号を使った可能性があるとみて調べています。
警察はこのうち名古屋市北区と小牧市の店舗で、現金合わせて120万円を引き出したとして、愛知県内に住む中園竜男容疑者(28)と佐橋克哉容疑者(28)を窃盗の疑いで逮捕しています。
これまでの調べによりますと、このうちの1人が「引き出す前の日の夜に知り合いから電話で誘われた。当日、何枚もカードを渡されたが暗証番号はすべて同じだった」と供述しているということです。警察は短時間で引き出すため、同じ暗証番号を使った可能性があるとみて調べています。