ブランカね、おうちで看取ることが出来たんです。


あたしは、なるべくおうちで看取ってあげたい。と思っていました。


でもね、いつ、治療から看取りに切り替えるか・・・。


病院には、見込みがないようなら、「おうちへ連れて帰りたい。」って、飼い主の意向は伝えていた。


でもね、決めたのはブランカだったんです。




*・゜゚・*:.。..。.:*・゜



ブランカが、もうダメなんだ。と思った日・・・。


その日は、あたしは仕事だった。

通常業務の後も、仕事あり帰りはかなり遅くなる予定だった。

日勤の後、すぐに帰ってこられないので、ブランカのちっこが気になるので

毎月この日は、たかシェフに休みをとってもらうようにしていた。

今月もね、あらかじめたかシェフにお願いをしてお休みをとってもらっていた。


まっさかブランカが入院してる事になろうとは、お休みを取った時は想像もしておらず・・・。


この日、
朝から病院にいってくれた たかシェフ。 

ブランカの写真をおくってくれました苦しそうで

こんなに浮腫んじゃって
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食いしん坊ブランカが、ごはんを食べてないんです。


さびしそうな顔してる。

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お水は、のんでます。動画です



水は飲んでいるけれど、力ないよね。

いつもはもっとザブザブのんでる。







病院でとったブランカとたかシェフ。

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入らなかった点滴も、この日にきていた先生がいれてくれてた。
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なんかうれしかった。

点滴が入らない時点で、もう、みすてられちゃった感じがしていたけれど、この先生
がこの状況で「入れよう」と思ってくれた事がブランカみすてられてない感じがして、うれしかった。


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職場でみたあたしは、もう心がざわついて。


写真みて、ブランカにどうしても会わなくちゃ。

と思って、一つ仕事を他の人に任せて 、病院にかけつけた。

思ったよりも苦しそうで。

写真よりもずっとずっと苦しそうで。


先生の話をきいた 

厳しい事を聞く。



どうする?連れて帰る?

飼い主があきらめた時が、犬のあきらめる時

飼い主があきらめなければ、犬もついてくる。

そんな言葉をきいた。



たかシェフとかこさんは少しでも望みがあるのなら、病院で頑張ってもらって、望みにかけたい。

と。

あたしも、点滴も入ったしこれから逆転のチャンスがあるのなら、病院で。

とも思ったけれど、


あたし的には、もうおうちに連れて帰ってきてあげたほうがよい気がした。

でも、迷う。


もう、だめだというのは、認めたくなかったし。



この日のブランカは、今までの入院中のブランカより全然、力なくて




この日も酸素をつかってほしい

とお願いしたけれど、酸素は効果ない。とのことだった。



この苦しさを、ブランカいっぴきでがんばるの


病院においていくの?

このブランカが寂しさを感じる中、とてつもない苦しさに、いっぴきで戦うの?

できない。

できない。あたしはおいていくなんでできない。

ブランカひとりでなんてかわいそうでできない。


随分、まよった。

先生の話をきいて、看護師さんの話を聞いて、1時間は余裕で経過してしまう。


たかシェフとも、平行線で

治療をあきらめたくないたかシェフと、おうちへ連れて帰ろう。というあたしと。

でも、あたしも自分の意見を主張するけれど、

それもまた、いいのかわからない。




病院も終わりの時間となり、余計にあせる。



そしたら・・・・


ブランカが・・・・




ブランカが、檻から歩いて出てきた。

前足で、たかシェフをツンツンとしていた


:ぼくをつれて帰って。


っていっているように思った。

おねだりするときにする、つんつん。





いつも、ブランカは飼い主が病院に面会に行って帰る時を理解してじっと見ていた


:かえるのか。また、明日な。

って感じだった。



それなのに、この日は、苦しくて歩くのが大変なのに、檻からでてきた。


ブランカ、帰りたいんだ。


必死にたかシェフに訴える。

:ブランカ、帰りたいんだよ。自分ででてきたよ。ぼく帰るって言ってるんだよ。


たかシェフも、ブランカの意志を理解した。
たかシェフ、泣いてた。



ブランカの意思をくみとってブランカをつれて帰る事にしました。



時間外になってしまいましたが、病態を心配してくださった先生、

退院の準備をしてくださった先生 、

看護師さん方。

ありがとうございました。

そこにいたスタッフ、皆様の優しさ、思いに感謝します。





帰るとわかったら、一刻も早く病院からだしてあげたくて、

たかシェフに、先にブランカと車で待っててもらう事にした。

あたしは、退院の準備と会計とをしていた。


その間、ブランカの呼吸は止まってしまいそうだった。

天井を向いて苦しそうで苦しそうで。


家まで、もつかな。


と怖かった。

かこさんが、機転をきかせてくださって酸素を買いに行ってくださった。



ありがたい。


本当に。

酸素を吸わせると、ブランカはずいぶん楽になった様子だった。
真上をむいていたお顔も、普通に前を向いて座る事ができるようになったのでした。


どうにかおうちへついて、

それから、ブランカはあたし達に最後の時間をくれました。


これがね、ブランカ、いいこでいいこでいいこで。

あたしたちの欲目かもしれませんが、

一つ一つ、思い出を作っていってくれた感じでした。


本当にかわいい子だった。
たかがワンコが、こんなにあたし達に挨拶をして逝ってくれるもんだろうか。

何かが乗り移って犬じゃなくて、何か言ってくれているのがとてもよくわかって。





うう・・・。

もう涙で限界です。



今日は、この辺にさせてください。


 







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