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 内戦が続く東アフリカのソマリアで、米軍はイスラム過激派組織「シャバブ」のアブドラヒ・ハジ・ダウド幹部を狙った空爆を行ったと1日、明らかにした。ダウド幹部の生死について米軍は確認中だという。

 米国防総省によると、空爆は5月27日にソマリア中南部で行った。同省はダウド幹部について「ソマリアやケニア、ウガンダでの(テロ)攻撃の主要な責任者だ」と指摘。「(殺害は)近くなされるはずだった攻撃の計画を阻止し、潜在的にたくさんの命を救うことになる」と説明した。

 米軍は3月にもシャバブの訓練施設を空爆し、約150人の戦闘員を殺害している。

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