自転車危険運転 京都府警が一斉取り締まり
自転車で危険な走行を繰り返した運転者に安全講習を義務付ける改正道交法の施行1年を迎えた1日、京都府警は府内58カ所で一斉取り締まりを実施した。自転車事故の多い大型交差点で運転者に注意を呼び掛け、走行ルールなどを記したチラシを配った。
京都市中京区の堀川通御池交差点では午前9時ごろ、中京署員らが、自転車で赤信号を無視した人や、自転車に乗りながらスマートフォンを使用した学生に交通切符(赤切符)を交付した。
府警によると、この日の取り締まりで、一時停止違反や遮断踏切への進入などで計45件の赤切符を切った。10日まで行う。
改正道交法は、酒酔い運転や信号無視など14項目を「危険行為」に指定。3年で2回以上検挙されると講習対象となる。府警の説明では、危険行為での府内の検挙件数は1年間で620件。
信号無視や遮断機の下りた踏切内への進入が多く、1人が講習を受けたという。
【 2016年06月01日 22時00分 】