インドの短足手術がヤバすぎる! 164センチが182センチへ…観光客殺到も危険がいっぱい
現在でも脚の骨欠損を再建するという目的が最も多いが、インドでは美容整形的な理由による申し込みがじわじわと増えてきているのも事実だ。サリン医師は「ときには患者を断ることもあります。最初にカウンセリングをしますが、患者の中には『足を伸ばしてくれなければ死ぬ!』とまで脅迫する連中もいるのです。今までに警察を呼ばなければならない事態が2度ほどありました」と戸惑いを隠せない。
さて、このギブスの使用方法だが、まず最初に“医療的手段”として患者の脚の骨を折る。その後数カ月は金属製ギブスをつけたまま過ごすわけだが、毎日4回、ギブスについている鋸歯状の調整ネジを微量ずつ動かし、骨周辺の神経や血管に細心の注意を払いながら、骨と軟組織に伸張ストレスを加え、皮膚、筋肉を再生させていく。もし焦って伸ばしすぎれば神経や血管がパチンと切れ、そのままマヒ状態となる。
■“伸脚”手術を受けるさまざまな理由
この風変わりな手術を受ける人の中には、身長が高くなっただけでなく、自分に自信がもてるようになったと話す人もいる。
ロシアに住むアレグザンドラ・トランサーさんは10代の頃からモデル志望だったが、身長が164cmしかなくモデルとして通用することはなかった。しかし昨年、どうしても夢が諦めきれずこの手術を受けることに。そして9カ月後には約7cm伸ばすことに成功、今後は182cmまで伸ばす予定だという。
「Medical Daily」の記事より
現在30歳のアレグザンドラさんは、今はもうモデルになるには年を取り過ぎてると自覚したようだが、「これから髪をブロンドに染めるの。そしたら見た目や気分だけでもモデルになれるでしょ」と、うれしそうに語る。
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