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複製ソフト販売で摘発 ショッピングサイトに出品 千葉
不正に複製された業務用ソフトを、インターネットの大手ショッピングサイトで販売したとして、県警サイバー犯罪対策課などは24日、著作権法違反容疑で千葉市中央区問屋町、中国籍でパソコン販売会社アルバイト、張雪峰容疑者(38)と、知人の同市美浜区磯辺、無職、梅津文佳容疑者(35)を逮捕した。同課によると、容疑について張容疑者は認め、田中容疑者は「偽物と知らなかった」と否認している。
逮捕容疑は平成27年8~11月、本県と東京都の男性6人に、米国の会社が著作権を持つ「ADOBE ACROBAT X STANDARD WINDOWS」の複製ソフトを、大手ショッピングサイトで定価の約2割の計4万2620円で販売し、同社の著作権を侵害したとしている。
同課は両容疑者が25年3月以降、約1億2千万円分以上を違法に販売したとみている。関係先からは売上金の一部とみられる現金約4800万円と、複製されたDVDなど約1万9千点が発見された。