数日前の日曜、街の路地で一人の女の子(10~12歳くらいか)が一人でコンビニおにぎりを食べていた。
最初にその姿を見たときは特に意識していなかったのだが、別の場所で用事を済まして30分後に同じ道を通ると、その女の子がまだ一人で立っていた。
こんな街の薄暗い路地で女の子が30分も一人なのはおかしいぞ。もしかして親とはぐれたのか? と思い、勇気を出して声をかけた。
「何してるの? 独りなの? 友達か親と一緒じゃないの?」
すると、女の子は驚いた表情をして「親がいます。親がいます」と慌てた口調で答えてくれた。
俺はその答えを聞くと安心して、「だったら良いけど、独りだと危ないから気をつけてね」とだけ言って、その場を離れた。
昨夜、ふと自分の行為がアウトとまでは言えないにしても、グレーゾーンだったのではないかと思い、
地域を管轄する警察署のサイトを開き、「児童に対する声かけ事案」のページで当日の記録を確認してみた。
すると、何ということだろう。ちょうど自分が少女に声をかけた場所、同時刻に「声かけ事案」が登録されていた。
『 5月29日(日)13時**分 **通り脇路地「親の所在を尋ねる不審者による声かけ」 』
そうか、やはりあの子の驚きを隠せない表情は、自分に対して向けられていた不審感そのものだったのだな。
確かに30分程度その場に留まっている子どもがいたとしても、わざわざ声をかける必要性なんてなかったのかもしれない。
事案に登録されたからと言って何か不都合があるわけでもないが、こうして記録を眺めると、世知辛い世の中になったものだな、とため息が漏れた。
声かけ事案って本当によく分からんよなあ 声かけ事案が良しとされた当時は本当に変質者が声をかけまくっていた時代だったから通用したんだろうが 今となっては子どもを殺すのは親だ...
なんか嫌な感じだなと思うものの、犯罪者との振り分けなんてできないからな
まぁ事案に登録されたということはトラブルもなく親の元に帰れたんだろうということで納得するしかないわな。 その子と親御さんの間では増田は完全に凶悪で気持ち悪い性犯罪者とし...
これに懲りたらもう二度と子供に身勝手な善意で話しかけて恐怖させるなんてことしないようにな。
一部のロリコンによって普通の親切な人も声かけになってしまうのは残念ですけれども 子供を守るためには仕方ないのかなあとも