最近、娘の行動力が増している。
保育園に迎えに行くと、いち早く靴を履きたがり、トコトコと全行程を歩いて帰ってくるし、保育園から帰ってくれば靴下を脱ぎ、洗濯カゴに入れに行くし、リモコンを見かけるとテレビの電源を勝手に入れる。
ご飯を食べている時も、いままではこちらのペースであげていたのだが、最近は自分が食べたいものを「あい!」と指定してくるようになった。「これ? この皿?」などと娘の注文を伺いながら食事を進めている。
感情表現も随分とはっきりしてきて、嫌なことと好きなことがキッチリわかるようになったし、嬉しい時のセリフも今まではニコニコしながら「キャッキャッ」と言っていただけなのが、「ウフフ!」とか「イーヒッヒッ」とか言うようになった。全身で喜びを表現する娘の姿はとてもかわいい。
先日は、お風呂でいつものように風呂おけに描いてあるアンパンマン(もうあのお方と言わなくても良くなった)を指さしする遊びをしていたのだが、突如「あーぱーまぁ!」と名前を叫んだ。
最初は偶然の産物かと思ったが、後日やはりあーぱーまぁと言ってアンパンマンの人形を持ってきたので、アンパンマンを認識して話しているのはどうやら間違いなさそうだ。語彙が増えてきているのはダイレクトに成長を実感できるのでとても嬉しい。
だが。
だがだ。
まだいまだかつて「ぱぁぱぁ」と言ってくれたことはない。
もう妻は「んばぁぱぁ」でパパ認定すれば?と妥協案を提出してきたが、協議の末否決することにした。やはり最初の一文字目は「ぱ」と言って欲しい。
というわけで、娘がパパと言ってくれない問題はまだまだ続く。
解決の目処は立っていない。