大手銀各行 10年固定型住宅ローン金利引き下げ

大手銀行各行は、日銀のマイナス金利政策の影響で長期金利が低下していることを受け、今月から適用する10年固定型の住宅ローンの金利を引き下げます。
このうち、「三菱東京UFJ銀行」と「三井住友銀行」は、10年固定の住宅ローンの金利について、1日から、最も優遇する場合でこれまでの年0.9%を0.85%に引き下げます。また、同じく最も優遇した場合の金利を「りそな銀行」はこれまでの年0.85%から0.8%に、「三井住友信託銀行」は年0.55%から0.5%にそれぞれ引き下げます。
これは、日銀のマイナス金利政策の影響で長期金利の代表的な指標とされる満期までの期間が10年の国債の利回りが低下し、マイナスの水準で推移していることを受けたものです。ただ、「みずほ銀行」は先月、年0.8%に引き下げた金利を据え置いています。