すべての「1人区」で野党4党候補者一本化
夏の参議院選挙を巡り、全国に32あるすべての「1人区」で、民進党や共産党など野党4党による候補者の一本化が図られることになり、いずれも、自民党と野党4党の統一候補が対決する構図になる見通しです。
民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党は、夏の参議院選挙で自民・公明両党に対抗するため、選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる定員が1人の「1人区」で候補者の一本化を目指して調整を進めていました。そして、31日、佐賀選挙区で、共産党の地方組織が予定していた新人の立候補を取り下げることを発表し、全国に32あるすべての「1人区」で野党4党の候補者の一本化が図られることになりました。32の選挙区の候補者の内訳は、民進党が15人、共産党が1人、無所属が16人です。
これに対し、自民党も、すべての「1人区」に候補者を擁立する予定で、おおさか維新の会が候補者を擁立する選挙区も含め、いずれの選挙区でも、自民党と野党4党の統一候補が対決する構図になる見通しです。
民進党の岡田代表は「ほかにも野党はあるので、完全に一本化というわけではないが、野党4党で候補者は1人ということだ」と述べたほか、共産党の志位委員長は「非常に画期的な前進で、勝利のために、必要なことは何でもやるという立場で頑張りたい」と述べました。
これに対し、自民党も、すべての「1人区」に候補者を擁立する予定で、おおさか維新の会が候補者を擁立する選挙区も含め、いずれの選挙区でも、自民党と野党4党の統一候補が対決する構図になる見通しです。
民進党の岡田代表は「ほかにも野党はあるので、完全に一本化というわけではないが、野党4党で候補者は1人ということだ」と述べたほか、共産党の志位委員長は「非常に画期的な前進で、勝利のために、必要なことは何でもやるという立場で頑張りたい」と述べました。