暴力団幹部銃撃 シャツ脱ぎ走り去る人物目撃

暴力団幹部銃撃 シャツ脱ぎ走り去る人物目撃
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31日、岡山市のマンションの駐車場で神戸山口組系の暴力団幹部が拳銃で撃たれて死亡した事件で、直後に現場から走り去ったバイクには黒いフルフェイスのヘルメットをかぶった人物が乗っていたことが警察への取材で分かりました。この人物がバイクを止め白いシャツを脱いで走り去る様子を住民が目撃していて、警察は付近の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めています。
31日午前、岡山市南区豊成のマンションの駐車場で、神戸山口組系の池田組の幹部、高木忠組員(55)が胸などを拳銃で撃たれて死亡しました。
警察の調べで、直後に現場から走り去るバイクが目撃されていたことが分かっていますが、バイクは黒のスクータータイプで、黒いフルフェイスのヘルメットをかぶった人物が乗っていたことが警察への取材で新たに分かりました。この人物は、ひざ丈までのズボンをはき、現場から50メートルほど運転したあとバイクを止めて白いシャツを脱ぎ、水色のノースリーブのシャツ姿で再び走り去る様子を近くの住民が目撃していたということです。
警察は、付近の防犯カメラに映っていたこの人物の映像を分析するとともに、指定暴力団「山口組」の分裂が背景にあるのではないかとみて捜査を進めています。