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全日空機気圧低下 鼓膜破れる

05月31日 19時26分

先週、羽田発高知行きの全日空機で客室内の気圧を維持する装置が一時機能しなくなり、気圧が低下して乗客1人の鼓膜が破れるトラブルがあり、国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大なトラブルだったとして調査を始めました。

5月27日、羽田発高知行きの全日空561便、ボーイング737型機が神奈川県沖の太平洋上空を上昇中、客室内の気圧が一時通常より2割ほど低下したということです。
機長がマニュアル操作に切り替えるなどした結果、気圧は元に戻り、およそ30分後羽田空港に引き返しましたが、乗客乗員170人のうち乗客の女性1人が、左耳の鼓膜が破れる軽いけがをしたということです。
その後の調査で、客室内の気圧を維持するための2系統の装置がいずれも故障してたことがわかり、国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大なトラブルだったとして調査を始めました。

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