さて注目の第1話は月・火ドラマの3位スタート！
そして第2話では数字はちょっと下がり、2位との差がさらに…。
と、少々残念なスタートとなりましたが、まぁ仕方がありませんね。
確かに、第1話は何かがちょっと弱かったような気もしましたから…。
ソンジュン、パク・ヒョンシク贔屓の私でさえ、
心をグッとわしづかみとはなりませんでしたから…(・・；)

でも、続けて第2話まで見てみたら、何だか面白く感じてきて…、
第1話でちょっとだけ感じていたキャストへの違和感もほぼなくなりました（'-'*）ﾌﾌ♪

ポーカーフェイスのソンジュンは、何を考えているのかわからない野心家ですが、
ジイへの思いやりを見せたりと、そこまでの悪人ではない様子…。
ただ、すべてが計算づくの彼が、どうユイと結びついていくのが気になります。
ヒョンシクは、プライドの高い御曹司だけど、どこか憎めないお坊ちゃまにピッタリで、、
自分の周囲には見たこともない貧しいジイに振り回されるところが可愛いですよね。、

ユナは、お金より本物の愛と幸せを探すと言いながら、
実は会社の株を買ったりしているところなど、どこか矛盾を感じます。
妙な正義感を振り回しプライドを強く前面に押し出して来る彼女に、
ジュンギは厳しい言葉を浴びせかけますが、
彼の言葉はあながち間違ってはいないような…。
純真なジイにも自分の正体を明かさないのも、
ジイへの裏切りじゃないかと思ったりしますが、
そのあたりが逆に人間らしくていいなと感じたり…。
ヒロインが完璧過ぎると、話が面白くないですからね…（笑）

ジイ役のイム・ジヨンには本当にビックリしました。
映画「情愛中毒」で、謎めいた美しい人妻を演じていた彼女とは、
あまりにも違っていたものですから…。
最初は明る過ぎるジイにちょっと引いちゃいましたが、
第2話までで、チャンス同様彼女の魅力にハマりつつあります＾＾。
「逆さに呼んでもイ・ジイ…。」というあれには、まだちょっと引きますけどね。

この4人のロマンスの行方と並行して、ユナの家族6人の確執も…。
いやはや凄まじい一家ですねぇ…。
正々堂々と愛人を囲う夫と、彼を憎みユナを苛め抜く母、
兄妹たちは会社を巡って闘っている状態…。
コ・ドゥシムはさすがの存在感ですが、
ユナの姉二人が、どうにも財閥のお嬢様に見えないのは残念…。

「群島」では、キム・ミニの代わりにキャスティングされ、
素晴らしい演技が印象的だったユン・ジヘは、特に違和感がありますね。
まぁ、ユン・ジヘもイム・ジヨンもそれだけ演技の幅が広いということなのかな…（・・；）
こちらが、「群島」と「情愛中毒」の二人…＾＾。

映画は残念ながらどちらもおススメではありませんが…（・・；）

話が横道にそれちゃいましたが、
そういうわけで、第3話以降も見ていく予定です！

キャスト！

チャン・ユナ　（ユイ）　　　　　テジンパシフィックブループ末娘　27歳
チェ・ジュンギ　（ソンジュン）　ユミングループの系列会社、代理　29歳
ユ・チャンス　（パク・ヒョンシク）　ユミングループ三男　ユミンデパート本部長
イ・ジイ　（イム・ジヨン）　　　ユミングループ百貨店フードマーケット店員

チャン・ウォンシク　（ユン・ジュサン）　　テジンパシフィックグループ会長　ユナの父
ミン・ヘス　（コ・ドゥシム）　　　　　　　　ウンジョン財団運営　ユナの母
チャン・キョンジュン　（イ・サンウ）　　　テジンパシフィックグループ副会長　ユナの兄
チャン・イェウォン　（ユン・ジヘ）　　　　テジン製薬会社代表　ユナの長姉
チャン・ソヒョン　（ユ・ソヨン）　　　　　テジンパシフィック企画本部長　ユナの次姉

チェ・ヨンホ　（ナム・ミョンリョル）　　　　チェ・ジュンギの父　車椅子生活
イ・ミンスク　（ヤン・フィギョン）　　　　　チェ・ジュンギの母　家政婦
キム・ソラ　（ハン・ウニ）　　　　　　　　　チャン会長の愛人
ホン理事　（チェ・ヨンミン）　　　　　　　　チャン会長の家の執事

第1話・第2話

財閥の娘でありながら家族の愛に恵まれず、
人生を変えようと身分を隠してフードマートでアルバイトをするユナ。
そんなユナが、バイト先で知り合い親しくなったのがイ・ジイだ。
ユナとは対照的で貧しく高卒のイ・ジイは、いつも明るく可愛い女性。
人への思いやりもあり、ユナはジイといると心が癒されるが、
まだ自分が財閥の娘であることは知らせていない。

まるで宮殿のような豪華さなが冷たく殺伐としたユナの家…。
夫婦関係をはじめ、兄妹間まで温もりなど感じられない家族の中で、
ユナは大声ひとつ出すことも許されない不幸な末娘だった。

二つの家で暮らすことに何の後ろめたさもなく、
自らを王と名乗る父チャン・ウォンシク（ユン・ジュサン）は、
妻のミン・ヘス（コ·ドゥシム）に日々屈辱を与えるだけ…。
そんなヘスは、見合いを失敗させて戻ったユナに平手打ちをするのはもちろん、
日ごろからウォンシクから受けた屈辱のすべてユナにぶつける母親だった。

しかし、夫を憎みながらも財閥家の女主人の座を放棄できないヘス、
後継者争いでお互い噛みつき合う姉イェウォンと兄ギョンジュン、
妹を毛嫌いする次姉ソヒョンまで、ユナの家族関係は完全に崩壊していた。
信頼できるのは、なぜか一人だけ彼女に優しさを見せてくれる兄だけ…。
そんな家庭で育ったユナは、平凡な幸せと本物の愛を見つけることを
ただひたすら願っていたのだ。

一方、チェ・ジュンギの状況は違っていた。
大企業で代理を務め能力のある彼だが、家はとても貧しく、
父は脳卒中で倒れた後車いすの生活、母親が家政婦をしながら生計を立てている。
彼の両親は貧しくても日々幸せを感じる夫婦で、
愛情をたっぷりそそぎながら息子を育ててきた。
しかしそんな環境は逆に、「貧しければ絶対に幸せになれない」と彼に信じ込ませ、
恋人にも遠慮なく「愛より条件…。」と口にするほど野心に満ちたジュンギは、
ただひたすら上流社会に入ることを願い努力していた。

ユナと同じく財閥の三男のユ・チャンス（パク·ヒョンシク）…。
靴紐すら自分で結んだこともなく、そんな立場を楽しむ典型的な御曹司だ。
友人であり、部下であるジュンギに対しても、
「あなたは私の忠実な僕だ。」という言葉を平気でするほど、
周囲の人々との格差を明確に認識している人物である。
ジュンギは、そんな生まれつきの金持であるチャンスをつねに羨んでいた。
表向きは親友のように見える二人だが、現実はチャンスがすべての主導権を持ち、
ジュンギは車の中で自由に音楽も聞くこともできない完全な甲乙の関係であった。

ユナは、チャンスとの見合いを命じられるが、何とか相手に断らせようと、
派手で下品な格好でチャンスの前に現れる。
ユイの姿に呆れながら、「君、わざと振られようとしてこんな姿で現れたんだな？
こんなことしたって僕が君の思うとおりに動くと思うか。」とチャンス…。
何とか家には上手に話してくれと頼むユナだが、
「僕が一番嫌いなのが利用され、カモにされることだ。」と冷たく言うチャンス。
結局、帰宅したユナは、母から厳しく叱責されることに…。


そんなユナが働くユミングループ百貨店フードマーケットに、ジュンギがやって来る。
一目で彼を好きになるジイ…。
母に暴言を浴びせられ、ジイの慰めを求めて店にやって来たユナは、
自分の挨拶を無視するジュンギにプライドが傷つき、「私を知ってるんですか？」と…。
こんなふうに最初から険悪ムードの出会いをするユナとジュンギ…。

しかし、その日ユナが見合いをしたホテルで、
ジュンギは二度も派手な格好のユナとすれ違っていた。
そしてこれが三度目の彼女との出会いだった…。

そして翌日、チャンスもフードマーケットにやって来る。
生意気な態度のチャンスに、初対面から喧嘩腰のジイ…。
一方、店員として働く姿を見られたユナは、「夢のために働いている。」と、
財閥の娘であることを内緒にするようチャンスに頼み込む。

そんな中、ジイに絡む顧客とトラブルを起こしたユナたちは警察に行くはめに…。
客との示談交渉を済ませたジュンギは、客への謝罪をユナに要求するが、
「自分は間違っていない。」とそれを断固拒否するユナは、ジュンギから解雇を命じられる。
ユナのことを気に賭けながら、一人で客に謝りに行くジイ…。

嫌なことばかりの1日に道端で泣き出したジイを見かけたチャンスは、
なぜか彼女を放っておけず、一緒に屋台で酒を飲む。
チャンスが財閥の御曹司と知り、無邪気に喜ぶジイ…。
泥酔したジイを、チャンスは家まで送って来るが…。