株式会社マインドパレット

いっしょになってワクワクしながら第二の創業期を築きましょう

カワイイを楽しむソーシャルメディア「SNAPEEE(スナッピー) 」を運営する株式会社マインドパレット。2011年にリリースして以来700万ユーザーを数え、日本だけでなく台湾、ホンコンなどアジアで20代の女性を中心に大きな話題を集めています。そんな同社が「第二の創業期」として新たに人材を募集することになりました。創業者でもある代表取締役CEO神尾隆昌様に会社の魅力やこれからの展望を、海外営業部マネージャーの森田真一様に採用事例などを伺いました。

3年先のトレンドを見据えて事業を考えました

株式会社マインドパレット_企業特集 -起業の経緯をお話しください。

勢いで起業したというのが正直なところです。その時はまだ具体的になにをするのか決めていませんでした。ただ既存のビジネスモデルを後追いすれば競合他社にはかなわないので、大手企業にはできないベンチャーならではの展開により、とにかく新しい事業をつくりだそうと意識しました。私はもともとプロジェクトマネジャーとしてコールセンターの立上げや総合電気機器メーカーの業務システム運用を担当した後、大企業向けのERPパッケージを開発していたエンジニアです。共同経営者(小林佑次取締役)も人事給与システムや顧客管理など、大企業向けのシステム開発を経験した担当したエンジニア。モノづくりの専門家ともいうエンジニアの二人が事業を始めるのですから、今の流行に飛びつくのではなく、3年、あるいは5年先のマーケットやデバイスはどうなっているのかを考えた上で、その時のニーズに応えられるサービスやコンテンツをつくろうと決めていました。そんな時、株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズの投資担当の方の協力をいただくことができ、3人で試行錯誤しながら事業計画を練りました。

スマートフォンで新しいソーシャルメディアを

株式会社マインドパレット_Snapeee(スナッピー) -写真を使ったソーシャルメディアに注目されたのですね。

当時はスマートフォンが普及しはじめた頃で、これは将来、私たちの生活に欠かせないデバイスになると直感しました。さらに、mixiなどのSNSが話題になっていたこともあり、これらのトレンドをどう結びつければ新しいコンテンツに展開できるかを一つひとつ詰めていきました。

それまでのSNSは、テキストベースのいわゆる掲示板コミュニティでした。そこで、もしテキストに替わって“写真”を共有することができれば、ソーシャルメディアに新しいニーズが生まれるのではないかと思いつきました。つまりユーザーが自分で撮った写真をコミュニケーションツールとして多くの人たちと共有し、スマホでいつでもどこでもアクセスできるサービスを提供すれば新しいマーケットメイクができると考えたのです。

しかし、ただ写真をサーバ上で管理し共有するだけなら、すでに類似するサービスがいくつもあります。そこで次に着目したのがターゲットです。若い女性に絞り込むことで、プリクラがいまだに根強い人気を維持しているように自分の写真を加工し、よりかわいく楽しくアップすることができれば多くの支持を集められると、具体的なサービスが見えてきました。そうして生まれたのが「SNAPEEE」でした。

アジアで700万ユーザーを獲得した「SNAPEEE」

株式会社マインドパレット_企業特集 -「SNAPEEE」は700万ユーザーの規模に成長しましたね。

おかげさまで順調にユーザー数をのばし、現在日本だけでなく台湾を中心に香港、シンガポール、中国など、アジアの国々に普及しました。月間の写真投稿数は100万枚以上、閲覧数は1日あたり500万PVを超えています。700万ユーザーのうち日本人の割合は25%です。

立ち上げ時に日英版を用意しただけで、とく海外に向けたアプローチはしていませんでしたので、はじめ台湾で人気に火がついたときは本当に予想外でした。ただ中国人をはじめアジアの人たちは写真が好きで、自分を撮影するいわゆる“自撮り”がブームになっていることを知りました。事業をスタートさせて、あらためて気づくことが多く、その情報を次の展開に活かそうと考えています。

 -今後、どのように事業を発展させる計画ですか。

私たちは「SNAPEEE」は単なるSNSではなくメガメディアに成長するポテンシャルを有していると考えています。スマートフォンやタブレットが登場してメディアの環境は大きくかわりました。いつでもどこでも閲覧できたり情報を発信できたりと、新聞や雑誌、電波などの既存メディアでは不可能なことが簡単にできるようになりました。それにともないユーザーの消費動向も変わってきています。これからはモバイルメディアのメリットを十分に活用した新しい広告モデルを提案するなど、多くの企業に「SNAPEEE」をより付加価値の高いメディアとしてアプローチすることが可能になると考えています。現在は、タイムラインでのユーザー間の交流がメインですが、企業とのタイアップコンテンツを開設するなど、新しい取り組みを開始しています。

また、ユーザーがアップする写真は重要なマーケティングデータにもなります。アジア市場で実績のある私たちの膨大なデータは、若い女性をターゲットにした多くの企業に魅力を感じていただけると確信しています。それらをしっかりと分析して質の高いデータとして提供し、企業と共同でこれからの時代にあった商品やサービスの開発を手がけていきたいと考えています。さらに、アジアでの強みを発信し、海外進出を検討される企業はまず私たちに相談する、そんな展開になればいいですね。

目標達成のため人材の層を厚くする

株式会社マインドパレット_企業特集 -事業を拡大するには新しい人材が必要なのですね。

先ほどお話した将来の展望を実現するためには、まず短期の目標として今期中にユーザー数を1000万にし、メガメディアとして成長させるために中期目標として3?4000万のユーザーを開拓しなければなりません。さらに最終的には6億人といわれるASEAN市場で1億人のユーザーを獲得したいと考えています。そのためには多くの人材が必要です。事業の成長スピードにあわせた人員計画をたてなければなりません。そう言う意味では、今は第二の創業期だと考えています。

 -どのような人材を求めていますか。

会社名の「マインドパレット」には、色々な人の色々なアイデアを形にしながら、新しい価値を生み出していくという意味を込めています。もちろん即戦力として高いスキルや豊富な経験を有していることが前提となりますが、多彩な“色”を持った方たちに集まっていただき、それらを混ぜ合わせればどんな色に変化するのかを、さらに言えばベンチャーとしてどこまで私たちの会社が成長できるのかを、いっしょになってワクワクできる方をもとめています。

また、私たちの仕事は、つねに前例のないことへの挑戦です。時には失敗もあるでしょう。しかしそのミスをキッカケに、みんなで話し合い。フォローしあって前に進むことが大事です。失敗を恐れて何もしないより、果敢に挑戦して失敗を乗り越えていく、そのためにもコミュニケーションを大切にできる人を待っています。

社内制度は社員とともにつくる

株式会社マインドパレット_企業特集 -実際に人事を担当されるマネージャー森田真一様に採用事例を伺います。

私たちのオフィスには仕切りがありません。みんなが水平思考で、より自由に、開放的な環境で、意見を出し合いながら仕事をしていただくことを第一に考えています。オフィスのレイアウトも家具のチョイスもみんなで決めました。事務所内にはカフェコーナーまであるんですよ。

そんな私たちのスタンスが現れた事例をご紹介します。

プロモーション営業として入社予定の女性の方の事例なのですが、デジタルエージェンシーで活躍されていましたが、出産のため退職されました。当社で社会復帰を図られることになったのですが、ただ、まだお子さんが小さいため在宅勤務を希望されています。現在、どうすれば効率よく自宅での営業が可能になるか、会社としてどのようなフォローが必要か、いっしょにその制度を検討しています。私たちの会社では、社内制度も社員の皆さんとつくっています。

みんなでイノベーションを巻き起こし、メガベンチャーになろう

最後に神尾様から、転職をお考えの方たちにメッセージをお願いします。

みんながワクワクしてイノベーションを起こしつづけられるメガベンチャーになる…、この目的で企業づくりを楽しいと感じていただける方に仲間になっていただきたいと願っています。また、このソフトは私が開発した、このシステムを構築したのは私だ、というように、具体的な実績とその人が紐づけられるような数々の伝説”をつくっていただきたいと思います。ともあれ、アジアを拠点にキャリアを磨き、成長したいと考えている人に、最高のステージをご用意しますので、よろしくお願いします。

株式会社マインドパレット 神尾 隆昌

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