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高浜1・2号延長認める見通し
運転開始から40年が経過した高浜原子力発電所1号機と2号機について、原子力規制委員会は残る認可の審査で問題がなければ6月にも運転期間の延長を認める見通しになりました。
原発事故後に導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもとでは初めてになります。
関西電力が運転期間の延長を目指している高浜原発1号機と2号機について原子力規制委員会は4月、古い原発特有の課題になっている電気ケーブルの防火対策など、見直された安全対策が新しい規制基準に適合していると認めました。
最終的な延長にはことし7月7日までに焦点となっている設備の耐震性などを審査する「工事計画」と施設の劣化状況を審査する「運転期間延長」の認可を得る必要があり、このうち「工事計画」については関西電力が修正した書類を5月27日に提出し、規制委員会は近く認可する方針です。
残る「運転期間延長」も6月2日、最長60年運転したあとの原子炉などの耐震性を確認する審査会合が開かれ、問題がなければこれで全体の審査がほぼ終わり、規制委員会は、6月下旬にも運転期間の延長を認める見通しになりました。
認められれば、原発事故後に導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもとでは初めてになります。
ただ、合格したあとも実際の再稼働には安全対策の追加工事などを終える必要があり、関西電力は3年以上かかるとしています。
05月31日 19時37分