2016年5月31日19時00分
山形県天童市の天童ホテルで指されていた第74期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第5局は31日、挑戦者の佐藤天彦八段(28)が羽生善治名人(45)に勝ち、通算4勝1敗でタイトルを奪取した。佐藤挑戦者は、初のタイトル獲得で将棋界の頂点に立った。
永世名人の資格を持つ羽生との七番勝負だったが、初戦こそ落としたものの、その後4連勝して一気にタイトルを奪取した。名人の座に就くのは戦後13人目。20代の名人誕生は、2000年の丸山忠久九段以来16年ぶりとなる。
佐藤は福岡市出身。06年のデビュー以来、新人王戦で2回優勝するなど好成績を挙げてきたが、ここ数年で急成長した。昨年度はタイトル戦に2回登場。名人戦の挑戦者を決めるA級順位戦では、初参加ながら8勝1敗の好成績を収めて優勝した。
羽生は3連覇と通算10期目の獲得を狙ったが、敗れた。王位、王座、棋聖の三冠に後退した。
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