2016/05/30 Mon 18:54更新

国際的な研究拠点に

国を超えて汚染物質が運ばれる「越境汚染」について調べている金沢大学の施設が文部科学省から国際的な研究拠点に認定されました。国際共同研究拠点に認定されたのは金沢大学の環日本海域環境研究センターです。アジアの急速な発展に伴って能登半島沖などの環日本海域は国を超えて有害物質が運ばれる「越境汚染」が最も深刻な地域と言われています。今回の認定でセンターが珠洲市や輪島市などに設ける大気観測所などの施設は世界中の大学に開放され越境汚染の経緯が大気と海の両面から調査されます。