豊洲は欠陥だらけ 舛添知事のクビ飛ばす築地市場移転問題
「築地では仲卸業者は1階に位置していますが、豊洲は2階以上。今のまま開場すれば、床が抜けてしまう」
店舗の狭さも致命的だ。一般の魚屋は最低約3メートル幅の間口を要するが、あるマグロ仲卸業者が割り当てられた新市場の間口は1メートル40センチ。冷蔵庫やシンクを置けばマグロの置き場に困るという。
仲卸業者の84%が「11月移転に反対」とのアンケート結果もあり、移転が近づく夏ごろには業者の怒りが噴出し、混乱が表面化するのは間違いない。
■移設費用は総額5884億円の見込み
豊洲への移転費用は土壌汚染対策などでブクブクと膨らみ、総額5884億円に達する見込み。血税を湯水のごとく使った揚げ句に施設が欠陥だらけと知れ渡れば、都民も黙っちゃいない。それでも舛添知事が移転をゴリ押しすれば、さらなる大炎上は必至で、もう誰もかばい切れない。