清原被告に懲役2年6か月 執行猶予4年の有罪判決
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覚醒剤を使った罪などに問われたプロ野球の清原和博元選手に、東京地方裁判所は懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。清原元選手は判決言い渡しのあと、「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と述べ、傍聴席に向かって頭を下げました。
元プロ野球選手でタレントの清原和博被告(48)は、ことし2月、東京・港区のホテルで覚醒剤を使ったなどとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われました。今月17日に開かれた裁判で清原元選手は起訴された内容を認め、「プロ野球を目指す少年を裏切ってしまい申し訳ない」などと謝罪しました。
検察が懲役2年6か月を求刑したのに対して、弁護士は執行猶予の付いた判決を求め、刑の重さが焦点となっていました。
東京地方裁判所の吉戒純一裁判官は、「心の隙間を埋めるため、覚醒剤を使用したという動機を酌むことはできず、犯行は悪質で、刑事責任は軽くない」と指摘し、清原元選手に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
最後に裁判官は清原元選手に対して、「今回の事件を起こし、公私両面で厳しい現実が待っているうえ、覚醒剤をやめることは容易ではありません。しかしあなたは決して1人ではありません。お父さんや支援者、佐々木さん、地元の支援者の人たち、全国の大勢のファンがあなたの更生を望んでいます」と、ことばをかけました。
紺色のスーツに青色のネクタイ姿で法廷に入った清原元選手は、まっすぐ前を向いたまま、緊張した様子で判決理由の読み上げを聞いていましたが、裁判官のことばに対して、「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と述べ、最後に傍聴席に向かって頭を下げました。
検察が懲役2年6か月を求刑したのに対して、弁護士は執行猶予の付いた判決を求め、刑の重さが焦点となっていました。
東京地方裁判所の吉戒純一裁判官は、「心の隙間を埋めるため、覚醒剤を使用したという動機を酌むことはできず、犯行は悪質で、刑事責任は軽くない」と指摘し、清原元選手に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
最後に裁判官は清原元選手に対して、「今回の事件を起こし、公私両面で厳しい現実が待っているうえ、覚醒剤をやめることは容易ではありません。しかしあなたは決して1人ではありません。お父さんや支援者、佐々木さん、地元の支援者の人たち、全国の大勢のファンがあなたの更生を望んでいます」と、ことばをかけました。
紺色のスーツに青色のネクタイ姿で法廷に入った清原元選手は、まっすぐ前を向いたまま、緊張した様子で判決理由の読み上げを聞いていましたが、裁判官のことばに対して、「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と述べ、最後に傍聴席に向かって頭を下げました。