清原和博被告に有罪判決…懲役2年6月、執行猶予4年
2016年5月31日13時43分 スポーツ報知
覚醒剤取締法違反(所持、使用など)に問われた元プロ野球選手・清原和博被告(48)の判決公判が、31日午後1時半から東京地裁(吉戒純一裁判官)で開かれ、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑2年6月)の有罪判決が下された。
上下紺色のスーツ姿で現れた清原被告は、瞬きも多くやや落ち着かない表情で主文を聞き入った。判決理由として裁判官は、清原被告が事件を素直に認め、2度とやらないと誓っていること、元プロ野球選手の佐々木主浩氏が支援を申し出ていること、報道で社会的制裁を受けたことを挙げた。
判決公判を前に日比谷公園では、午前9時半からリストバンド式の傍聴整理券の交付が始まり、21席の一般傍聴席を求め、ファンや報道関係者1713人列を作った。倍率は81倍。
また、清原被告の出廷を待つ東京地裁前には多数の報道陣が待機した。
17日の初公判は、20の一般傍聴席に対し傍聴希望者3769人が集まり、188倍の抽選となった。