清原和博被告に午後判決　覚醒剤使用事件、東京地裁

　覚せい剤取締法違反罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告（４８）に、東京地裁（吉戒純一裁判官）は３１日午後、判決を言い渡す。求刑は懲役２年６月。弁護側は起訴内容を認め、保護観察付き執行猶予の判決を求めていた。

　清原被告は１７日の初公判で、２００８年の引退後間もなく覚醒剤を使うようになったと説明。「現役時代はストレスや不安を野球で解決できたが、引退後は解決方法がなくなり薬物に負けた」と述べていた。

　情状証人として出廷した友人の元プロ野球選手佐々木主浩さん（４８）は「（更生のため）僕にできることをやっていきたい」と証言していた。