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【芸能・社会】

嵐・大野、時代劇映画初主演 来夏公開「忍びの国」で忍者役

2016年5月31日 紙面から

「忍びの国」の書影。大野は自毛でこのイメージの主人公を演じる

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 人気グループ・嵐の大野智(35)が「忍びの国」(2017年夏公開)で忍者にふんし、時代劇映画初主演をつとめることが30日、配給元の東宝から発表された。「のぼうの城」がベストセラーとなり映画化もされた、和田竜さんの原作を映画化。伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いが描かれた作品で、公開中の時代劇映画「殿、利息でござる!」を手がけた中村義洋監督がメガホンをとる。

 大野が演じる主人公・無門は、普段は怠け者だが、ひとたび戦場に立てば超人的な能力を発揮。そのほか、いつもおちゃらけ、恐妻家で、ウソつきで、金のためならちゅうちょせず人を殺すなどつかみどころのない性格を持つ。

 中村監督は大野が主演をつとめた11年公開の「映画 怪物くん」を手がけたが、公開直後すでに「忍びの国」の主演を打診していたという。

 その理由を中村監督は「役に入った時のえたいの知れなさが無門にピッタリだと思った。これまでにない、すごい忍者映画になると思った」と明かした。昨年初めに大野に正式にオファー。今年に入ってから、大野は小刀2本を武器に戦う無門になりきるべく、小刀を使った戦闘術のトレーニングを開始。今後はアクションのトレーニングも行った後、7月から10月までの撮影に入る。

 劇中では5、6パターンの衣装を着用。高い身体能力は嵐でのキレ味鋭いダンスで証明済みだが、やりの先端を足場にさらに跳躍したり、敵を見ずに手裏剣で倒すなど忍者ならではのアクションも存分に披露。強敵との1対1の戦いでクライマックスを迎える。

 これまでの出演作で最も激しいアクションに挑むことになるが、大野は「史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、中村監督の描く世界観に応えられるよう、精いっぱい頑張りたいと思います。新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!」と意気込んでいる。

 東宝によると、「侍VS忍者の映画」としてすでに海外の映画関係者からも注目されており、忍者・大野は海外にもその名をとどろかせそうだ。

 

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